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【紗栄子×編集長・小脇美里】スペシャル対談「全てのママたちに伝えたいこと」

女優・モデルとして活躍し、20代で二児の母となった紗栄子さん。シングルマザーとして二人のお子さんを育てながら、ファッションアイコンとして多くの女性の憧れの的でありながら、チャリティ活動、牧場経営などさまざまな顔を持つ紗栄子さんと、MOTHERS編集部 編集長・小脇美里との対談が実現しました。

子育てには必ず終わりがくるから、今の時間を楽しんでほしい

小脇:紗栄子ちゃんの息子さんは12歳、10歳ですよね。MOTHERS編集部の読者には乳児期のお子さんがいるママが多いので、紗栄子ちゃんが乳児期の子育てをどんな風にしていたか聞いてもいいですか?

紗栄子:第一子の時は、全てが初めてのことばかりで本当に不安でした。子どもって生まれた瞬間から泣いているし、泣くのが当たり前なんだって頭ではわかっていても、泣き続ける子どもをみるのは辛くて……。特に東京から離れて、地方で一人で子育てをしていたこともあって、とにかく不安でいっぱいでした。育児書を読んでも、全てが解決する訳ではなくってどんどん悩みにハマってしまって……。

小脇:わかります。 私も悩んで育児書を片っ端から読んだけど、読めば読むほどわからなくなってしまったりしました。

紗栄子:それまでずっと自分のペースで生きてきたのに、子どもを生んだ瞬間から子どもが中心の生活になって、睡眠時間は削られるし、何も予定通りに進まないし、おしゃれもできないし……。世間から自分だけ取り残されたような感覚になって、正直とても辛かったし、それがまるで永遠に続くように感じたけど、過ぎてしまえばあっという間に終わりがくるんだよね。だから、今お子さんが小さいママさんたちに伝えたいのは、今、必死に過ごしているこの大変な日々には、いつか必ず終わりが来るということ。
その最中にいると信じられないかもしれないけど、いつの間にか子どもが朝まで寝てくれるようになったり、毎日ちょっとずつ出来なかったことができるようになっていくの。

小脇:確かにそうだよね。私はまだその最中にいて、終わりが想像できないくらい毎日がバタバタなんだけど、先輩ママたちはみんなそうやって言ってくれるから、それを信じて頑張っている(笑)。

紗栄子:あんなに大変だと思っていた日々も、思い返すと幸せな記憶ばかりが浮かんでくる。小さくて、何も出来なくて、ママ〜って追いかけ回してくれていたあの頃を、すごく懐かしく思うし、その日々を愛おしく感じて、もう一度戻れるなら戻りたいなって思うもん。
だから、今乳児期のママたちには、できるだけ今の時間を楽しんでほしいなと思います。あとね、私は子どもは環境が育ててくれるものだと思うから、自分一人で子育てをしようって思わない方がいいと思う! どんどん周りの人に助けてもらっていいと思うんだ。親や友達、近所の人たちとかね。頼れるものにはとことん頼って、一人で抱え込まないでほしい。その方が結果として、子どもにとっても絶対にプラスになると思います。

小脇:本当にそうだよね。紗栄子ちゃんは、ママになったのが早かったから、若いうちからそれをやってきたというのは本当にすごいなって思います。

紗栄子:当時は、正直まだ何もわかってなかったから出来たのかも(笑)。子どもには申し訳ないけど、私もまだまだ子どもだったんだよね。本当に子どもと一緒に、自分も子どもに育ててもらってきたなと。正しい子育てを出来ていたか? と思うと、何が正解だったのかはわからないけど、悩みながらもなんとかここまで二人を元気に育ててこられたことが答えかなと思ってる。だって、同じ家に住んで、同じ物を食べて、同じ母親が育てていたって、息子二人は性格が全く違うから。子育てに正解なんてないのが当たり前で、その子に合ったものを見つけてあげるしかないのかなって。例え、それが間違っていたとしても、しっかり子どものことを考えて出した答えなら、それがその子にとっての正解なんじゃないかなと思っています。

小脇:確かに、真面目なママであればあるほどついつい誰かと比較したり、正解を求めちゃいがちだけど。本当に子どもは一人ひとり全く違うものですよね。
第二子出産後から、仕事も本格復帰していましたが、育児と仕事の両立で一番悩んだことは?

紗栄子:やっぱり時間配分かな。仕事をするってことはその分、どうしても子どもと離れる時間ができてしまう。寂しい思いをさせているんじゃないかっていつも悩んでいたな。正直、育児と仕事のバランスに関しては、何が正しいのかは今でもわからないかも。

小脇:わかります。私もずっとそこで葛藤していたし、今もしている。でも悩みながらもそうやって進んできた、先輩ママである紗栄子ちゃんの家族を見ていると、すごく幸せそうで。だから、きっとそれも正解だったんだろうなと思います。

紗栄子:私の場合は、誰に何を言われても、現実問題として自分が働かないと子どもたちを守れなかったから。できるときにできることを、精一杯してきたつもり。
そして今やっと落ち着いて、自分で仕事の時間を調整できるようになってきたなぁ〜と思ったら、子どもたちは友達との時間の方が大事で私との時間はあんまり求めてくれなかったりする(笑)。うまくいかないものだよね〜。とは言え、まだまだ甘えてくれる時もあるから、そういう時間はもう思いきり、全力で甘えさせる! 子どもが「ママ
〜」って求めてくれる時間を本当に大切にしたいと思っています。

子どもたちがいつでも帰ってこられる場所でいたい

小脇:SNSを通して発信しているお子さんとの関係もすごく素敵ですよね。実際に私が、紗栄子ちゃんの息子さんに一緒に会った時も、お兄ちゃんがうちの息子にも優しくしてくれて。ママである紗栄子ちゃんにもとても優しくて、お店を出た時に自然に肩を組んで二人が歩いていて。すごく良い関係だなって感動したの。紗栄子ちゃんが、子どもたちに接する時に大切にしていることってなんですか?

紗栄子:他の誰かと比べずに、その子をちゃんと見てあげること。特にうちは、2歳差の男兄弟だから何かと比べられやすいんです。人として大切なのは、誰かとの比較ではなく自分と向き合えることが大切だと思うから、そこは常に意識して子どもへの声かけも気をつけているかな。あとは、子ども扱いをせずに同じ目線に立って話をすること。どんなに小さなことでも、息子たちの気持ち、意見を尊重することは心がけていますね。確かに長男に関しては一緒に苦しい時も乗り越えてきたから、息子というよりは同志って感じなのかも。だから手を繋ぐっていうより、肩を組んじゃう感覚(笑)。

小脇:今、お子さんたちは海外で生活していますよね。それは、紗栄子ちゃんが息子さんたちの意見を尊重してきたことの結果? すごく自立しているなと感じました。

紗栄子:もちろん、簡単な決断ではなかったです。だから息子たちと何度も何度も話し合って決めました。たくさん調べて、現地にも何回も通って……。最終的には、子どもたちが自分らしく生活できる場所ってどこなんだろう? と考えた時に、我が家の場合はそこがロンドンだったので決めました。

小脇:それは具体的にはどういうこと?

紗栄子:長男は、三次元の構築とかプログラミングという才能に長けているんだけど、今の日本の教育ではなかなかそういう部分は評価されにくくて。減点評価が多い教育環境の中で、息子がどんどん自分の自己肯定感を下げている気がして。私は子どもの得意を伸ばしたかったし、彼が自信を持ってちゃんと評価される環境に行きたいということで選んだのが今の学校だったの。次男は日本でも大丈夫かなと思っていたんだけど、お兄ちゃんが行くなら僕も行きたいってことになって、私がさみしいから日本にいてほしいという気持ちでそれを阻止することはできなかったから、一緒にロンドンに行くことにしたの。全寮制だからほとんど会えないんだけど、学校から出るタイミングだけでも一緒にいられるために私も一時はロンドンで暮らすことにして。今は、コロナウイルスのことがあって、3ヶ月会えなかったりしてものすごく寂しいけれど。彼らにとってはすごく良い環境で、大事な時期をのびのびと過ごせているのでよかったなと思っています。

小脇:12歳と10歳ということは、きっとまだまだ甘えたい時期でもあるだろうけど、それだけしっかりしていると、ママのほうがさみしいんじゃない?

紗栄子:コロナウィルスのことがあって、私はついていけないからどうする? って何度も相談したんだけど。でも、子どもたちは自分でイギリスに戻ると決めたから、今私ができることはその決断を信じて、応援することだけ。彼らが選んだことを見守りながら、いつでも帰ってこられる場所になって待っていようと思っている。だけど、正直言って本当に寂しい(笑)。毎日会いたいし、いつも二人のことを考えています。

小脇:母として、子どもの本質を見て判断する。その判断ができるところが、紗栄子ちゃんの強さであり、優しさなんだと思う。

紗栄子:私の母に、「子育てはその瞬間に答えは出ない。そのときどきにちゃんと向き合えばいい」と言われたことがあるの。私の言動で世間に、勝手に良い親か、悪い親かという判断をされることがしんどいときもあったけど、ある時、もう誰かの決めた枠にとらわれるのはやめよう! って思えた。
目の前にいる子どもをしっかり見て、自分と子どもを信じて判断するようになったときに、子育てがすごく楽しくなったんだよね。子育てはどんな仕事よりもクリエイティブ。こちらのアプローチの仕方一つで、子どもはどんどん変わるから。
あとは、ちゃんと自分にも余裕を持つことの大切さにも気づいたの。自分に余裕がないと、大切なことを見失いがちだなって。そこからかな、ちゃんと周りに頼ったり、甘えたりできるようになったのも。だからうちの子たちは、私だけが育てた訳じゃなくて、本当にたくさんの人に支えられてここまで育ってきたなって思っています。

社会貢献を通してハッピーが連鎖して広がっていくことが幸せ

小脇:本当に忙しい日々のはずなのに、紗栄子ちゃんの誰かのためにとか、困っている人のためにと、動く姿は見ていて本当に尊敬します。チャリティや社会貢献的な活動を始めたきっかけは?

紗栄子:私は、芸能の仕事を14歳からしているけど、この仕事は応援してくれる人がいてこそなんだよね。離婚して、一人で母親、父親の役割をこなさなくてはいけなくなったときに、働く時間のバランスにすごく悩んだの。それまで女優としてやってきたドラマなどの3ヶ月拘束で、昼夜問わずみたいな仕事はできないしね……。そんなときに、雑誌の仕事というチャンスをいただけた。ずっと、ファッション誌に出たいという憧れがあったし、ありがたいことに、自分がやれること、したいことが重なったの。そのうち、応援してくれる人が増えて、自分が着たものが売れるようになったり、作ったものを買ってくれる人、賛同してくれる方たちのおかげで、一人でも子どもを育てていけるようになった。それは、なんと言っても応援してくれた皆さんのおかげだし、すごく感謝しているの。そして、私なりに精神的にも経済的にも自立が出来て、自分にも自信がついたタイミングで、子どもたちに、一人の人として社会と関わる姿を見せるために何ができるだろうと考えたときの一つが社会貢献だったんだよね。

小脇:社会貢献をしようと思って、最初に動いたのは10年くらい前ですか?

紗栄子:最初に寄付をしたのは、2010年に地元の宮崎で口蹄疫が発生したとき。何かしたいけど何をしたらいいかわからなくてまとまった金額を義援金という形で寄付したんだけど、どこに私のお金が使われているのか、誰のためになっているのかがわからないことにモヤモヤする気持ちがあって、子どもたちが学校に行き始めて時間ができたタイミングで、自分で直接稼働するボランティアをはじめました。そして10年くらい続けてきたことを、2019年に一般社団法人「Think The DAY」という形で組織化しました。

小脇:紗栄子ちゃんは、こうやってサラッとなんでもないことのように話すけど、それって本当に大変なこと。そして、紗栄子ちゃんがこうやって当たり前のことのように、優しく話してくれるから、話を聞いていて私も何かできることをしよう! という気持ちに、みんながなるんだと思う。

紗栄子:ありがとう。私の活動に、耳を傾けてくれる方がいることがすごく嬉しいです。やっぱり、どんなことも一人でやるには限界があるんだよね。
自分のためにやるにも限界があるけど、仲間がいたり、守りたいと思う人や動物がいるっていうのが自分のエネルギーになる。社会貢献って、人のために動いているように見えるかもしれないけど、結果として私が生きる理由になっているんだと思う。

小脇:今まで、チャリティというとどこかハードルが高い印象があって、興味があっても何をしていいかわからない人、一歩踏み出せなかった人たちにとって、ファッションを通じてのチャリティだったり、紗栄子ちゃんのわかりやすいメッセージが参加のハードルを下げてくれていると思う。

紗栄子:少しでもいいから、自分が動くことでハッピーになる人がいると、みんなが気づいてきてくれているのを最近感じているの。そうやって少しづつでも、一人ひとりの意識が変わるだけでハッピーが連鎖するよね。誰かに優しくしたら、それは絶対巡り巡って自分にも返ってくる。
子どもたちの未来を考えた時に、より良い未来を残したいなって純粋に思って。自分に今できることで、子どもたちにとって幸せな未来へつなげられたらいいなと思っています。

小脇:家族のために頑張るママは自分のことをついつい後回しにしがちだけど、紗栄子ちゃんが自分ファーストでやっていることはありますか?

紗栄子:私ね、子どもたちに「何が食べたい?」って聞いてはみるんだけど、結局いつも自分が食べたいものを作るの(笑)。そういう小さな部分のことでも、私はすごく自分のことを大事にしている気がする。
子どもはもちろんとっても大事だけど、私は自分が一番大事って思ってもいいんじゃないかなって。だって、自分の子どもにも、「自分が一番大事」って思える子であってほしいから。

美容の時間が、自分を大事にすることにも繋がる

小脇:ママが自分が一番大事って思うって、なんだかいけないことのような気がしていたけど。確かにそうだよね、子どもに自分を大事にして欲しいと思うんだったら、まずは自分が自分を大事にしている姿を見せないとだよね。
でも、ママって本当に忙しいし、つい自分をおろそかにしがちじゃない? あと、「ママだから……」と、つい自分にかける時間を諦めがちだったりするんだけど、紗栄子ちゃんは、ママになっても、34歳になっても本当にずっとかわいい! いつでもかわいく美しくいるための秘訣を教えて欲しい! 前にインタビューした時に、部屋中どこにでもハンドクリームを置いてるっていう話を聞いたことがあるけど(笑)。

紗栄子:えーありがとう! こう見えてかなり必死だよ(笑)。まず私は「ながら美容」のプロなの(笑)。子どもを寝かしつけして、腕枕が抜けないときにも保湿はちゃんとしたいでもこの腕を外したら息子は起きてしまう……って葛藤して、枕元にも必ず保湿クリームを置くようになったり。スチーマー浴びている時間はないから湯舟でシートマスクするとか……。一石二鳥なケアが大好き。ハンドクリームも、部屋中どころか、車の中にもある(笑)。信号待ちで使えるしね。乾燥しやすいこともあって、気づいた時にいつでもどこでも保湿できるように、いろんな美容アイテムを、自分が行動するいろんな場所に置いてある。

小脇:紗栄子ちゃんでも必死なんだ! そう聞くと、なんだか安心できます(笑)。
シートマスクの話は、それこそ以前インスタでシートマスクを毎日使っていて肌の調子がいいよ〜と投稿しているのを見て、私もマネしてみたことがあります。紗栄子ちゃんって、撮影現場でもメイク前に、シートマスクを使って保湿していることが多いですよね。だから、私の中で紗栄子ちゃんって、勝手に“シートマスク女王”なイメージ(笑)。

紗栄子:あはは! シートマスクは、それこそ中学生の頃から使っているからね。当時はまだそこまでシートマスクは一般的ではなく、プロユースだったんだけど、実家が化粧品屋さんをやっていたこともあって、日焼けしちゃったよ〜と販売スタッフのお姉さんに相談して、大人向けのシートマスクをこっそり使わせてもらったり(笑)。今は、自宅にシートマスクの専用ケースがあって、とにかくたくさん持っていて、その日の肌のコンディションや、気分によって使い分けています。いつでもすぐに使える場所に置いて、気づいたら毎日でも、朝・夜にも使うこともあります。なかなかエステに行ったりする時間は取りにくいから、大事な撮影前や、ちょっとお肌が疲れているなって時には少し高級なシートマスクにも頼って肌のケアをがんばります!

小脇:年齢を重ねるごとに、シートマスクの効果を感じますよね(笑)。私も紗栄子ちゃんがプロデュースした「A Q U I L」のシートマスクを使ったら、終わった後に肌の感触がすごく変わるのを感じて。久々に肌が潤った! と感動しました。朝と夜に2回使うというコンセプトも、その時間くらい自分に一瞬でも目を向けるというのはすごく気持ちの上でも大事なんだなぁと。忙しいママにこそ、自分へのご褒美としてちょっとリッチなシートマスクを使うというのはおすすめですよね。ママ友の誕生日プレゼントとかにも良さそう!

紗栄子:自分へのご褒美って大事だよね。そして自分を大事にする=自分への美容の時間を少しでも取ることって実は意外と簡単にできて、満足感も高いことだと思うから。キレイになるって、自己肯定感があがることにも繋がるから。もう年齢的にも、「何もしてませんよ〜」なんて言える歳でもないしね(笑)。ママになりたての頃は、「こうあるべき」というママ像に囚われて苦しかった時期もある。でも、ママになっても好きなメイクもファッションもしたっていい。
誰かの決めた、ルールとか、ママだから……なんて言葉に縛られる必要はなくって、「自分の子どもが幸せならそれでいいじゃん」って思うようになったらすごく楽になった。誰がなんと言おうと、子どものことをしっかり愛して、自分の信じる大切な周りの人が理解してくれたら、どんな形でもいいと思うんだよね。私は、私なりに子どもたちをすごく愛しているから、他と違ってもいい。私が私らしくいることが、子どもたちが子どもらしくいられる一つの理由になっていると思う。

小脇:その言葉は、たくさんのママたちを救うと思います。

紗栄子:だって、ママだから……という理由で、諦めるのはイヤじゃない? きっと私が子どもで、「あなたのママになったからこれを諦めたのよ」なんて言われたら、辞めてよ! って思うから。だから、母親であると同時に、ちゃんと自分も自立して、女性として輝いていたい。人生まだまだ長いから、ずっと自分が心震わせることに取り組んでいきたいと思っているから、知らない誰かの発した、心ない言葉に対するバリアみたいなものはできるようになったな。

YouTubeをはじめたら、子どもが初めて褒めてくれた(笑)

小脇:お話を聞いていると、紗栄子ちゃんはそのときそのときの選択をすごく大事にしているんだなと感じます。きっとこれからもいろんなことに挑戦していくと思いますが、今後の目標はなんですか?

紗栄子:これまでも、自分が少しでも誰かのためになれること、笑顔にすることをやってきたけど、これからもそれは変わらず続けていきたい。そして、牧場経営という自分の心が震える仕事に出会えたことで、自分の中ではセカンドステージに入ったと感じているの。今は社会全体が、地球のため、環境のためにという流れになってきているし、女性の活躍も飛躍的だよね。10年前に話していたことがどんどん現実になってきているから、もっともっとみんなで良いことをシェアして、一緒に楽しいことができたらいいなと思っています。

小脇:もっともっと女性が活躍する社会になっていくだろうし、ママだからこそできることで活躍する人も増えていくだろうね。

紗栄子:そうだよね。子どもたちの未来に何を残せるのか、何を残したいのか。ママだからこそ、自分ゴトとして深く捉えることができると思う。私もそんな社会の一員になれたらいいな。

小脇:本当に、子どもたちに残したい未来はなんなのか? それを考えると、自分がやるべきこと、やりたいことはより明確になってくるよね。

紗栄子:あとね、子どもが成長してきてママってすごいなぁって尊敬できるようなことができたらいいなと思っていたんだけど。まさかのYouTubeを始めたら、子どもたちがすごく褒めてくれたの。子どもたちYouTuberに憧れてるから(笑)。YouTubeで表彰されて、盾をいただいたら、子どもたちが私の仕事のことで初めて褒めてくれて。それがすごく嬉しかったから、もっと頑張ろう♪ って思いました。子どもが広げて見せてくれる世界、本当にまだまだたくさんあるなと気づけた瞬間でした。MOTHERS編集部をご覧の皆さんも、子育て真っ只中だと思いますが、ぜひこれからも一緒に子育てを楽しみ、HAPPYな連鎖を生んでいきましょう!

 

ママになってもいつまでも美しくいることを楽しみ、自分を大切にする紗栄子さん。
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編集長小脇が、広告のビジュアルディレクションを担当。
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