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2025.04.01

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【後半】子どもたちの未来につながる”サステナブルコスメアワード”開催!

水原希子が語る、サステナブルのはじめ方

MOTHERS編集部の小脇美里編集長が審査員として参加した「サステナブルコスメアワード2024」。

SILVER賞を受賞したコスメブランド「kiiks」を手がけるのは、モデルや女優としても活躍する水原希子さん。

彼女がプロダクトに込めた想いを、小脇編集長が直接伺いました。

 

「竹水フェイスミスト」に込められた想い

受賞した「竹水フェイスミスト」は、自然由来指数100%(抽出水を含む)という、まさにナチュラルコスメの極み。主原料である「竹水」は、竹が成長する際に地下茎から吸い上げる、非常に希少な水です。

竹は地中の水を吸収し、わずか20日間ほどしか幹に溜め込みません。中でも旧暦5月5日(現在の6月上旬)に採取される竹水は「神水」とも呼ばれ、昔から薬を作る際に使われてきたと言われています。

この貴重な竹水をたっぷり使用したフェイスミストは、顔だけでなく全身に使える優れもの。ポリフェノールやビタミンB群、保湿効果の高いアミノ酸を含み、竹に多く含まれるシリカ(ケイ素)が肌の内側からうるおいをキープ。さらに、クロモジやヒノキの香りが心を癒します。

「竹水に注目したのは、美容のためだけじゃなく、環境問題の視点もありました」と水原さん。

彼女は、“竹害”という問題にも目を向け、三重県桑名市の桑名竹取物語事業化協議会と協力し、その対策にも取り組んでいます。

 

竹害とは? kiiksが取り組む環境問題

日本の竹林のほとんどは、人の手で植えられたもの。

しかし、後継者不足や管理不足により、竹林は荒れ、繁殖しすぎてしまうのです。竹の成長は非常に速く、広葉樹林を浸食してしまうことも。その結果、山の保水力が低下し、土砂崩れのリスクが高まるという問題が発生しています。

「kiiksのプロダクトを通じて、この問題を知ってもらいたい」と水原さんは語ります。

竹害を抑えるために竹を有効活用し、持続可能な方法で製品化する。

「環境問題を解決しながら、使う人の肌にも優しいプロダクトを作ることが、私の目標です。」

 

小脇美里編集長も親子で愛用! ハマナスローズバーム

授賞式の会場で、小脇編集長は水原さんにインタビューを行いました。

 

小脇:「ハマナスローズバーム、以前から愛用しています! 息子も娘も『あの花のいい香りの~!』って、自分から塗りたがるんですよ。天然の香りのよさがリラックス効果もあり、疲れたな〜というときにあの香りを嗅ぐと元気が出ます! そして全身に使えるので乾燥しがちな子どもの肌にも安心して塗れるのがお気に入りのポイントです。」

水原希子さん(以下、水原):「嬉しいです! 親子で安心して使える商品を作ることが、私たちの大前提なので、そう言ってもらえると本当に励みになります。」

 

サステナブルな未来へ。おしゃれも環境問題解決も両立できる時代に

水原:「環境問題って、深刻な話ばかりだとネガティブになってしまうこともあると思うんです。でも、素敵な商品を通して、ポジティブに解決できたらいいなって思っています。私が大切にしているのは、“ときめき”を感じられること。」

小脇:「確かに、希子ちゃんの素敵なビジュアルを見ると思わず、素敵! 使ってみたい! と思ってしまいます。」

水原:「そうなんです! だから、まずは“かっこいい!”“なんだか素敵だな”って思ってもらうことが大事。高品質で、ビジュアルも素敵で、気づいたら環境問題の解決に貢献できていた。そんな流れを作れたら最高ですね。」

小脇:「ママとしても、希子ちゃんの取り組みはすごく心強い。環境問題についてもっと知りたいけど、なかなかハードルが高く感じることもあるから、まずは身近なプロダクトから取り入れていけるのが嬉しいです。」

水原:「私たちが作るプロダクトを通じて、自然とサステナブルな選択ができるようになればいいなと思っています。例えば、日本の自然素材を使って、それを適切な形で海外にも発信していきたい。日本の桜やヒノキだけじゃなく、竹や茶の魅力も、世界中に知ってもらえたら嬉しいです!」

 

MOTHERS編集部より

サステナブルなコスメは、特別な選択ではなく、日常の一部として当たり前に選べるものになってほしい。今回のサステナブルコスメアワードや「kiiks」の取り組みを通じて、そんな未来が少しずつ近づいていると感じました。

子どもたちが大人になったとき、環境に配慮したコスメやライフスタイルが「当たり前」になっている社会を私たちも目指したい。そのために、MOTHERS編集部はこれからもサステナブルな選択を応援し、発信していきます。

未来のために、私たちができることを少しずつ。今日の選択が、次の世代の当たり前へとつながることを願って——。

水原希子さん、そしてkiiksの活動から、これからも目が離せません!

MOTHERS編集部

MOTHERS編集部 運営チーム・STAFF

MOTHERS編集部 運営チーム・STAFF

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