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2022.08.05

SDGs

編集長の部屋

SDGs入門は、絵本から #夏休みに取り組みたい!親子SDGs

 

「夏休みに取り組みたい親子SDGs」というテーマで、MOTHERS編集部デスクメンバーがコラムを更新してきましたが、みんなさすがだなぁというアイデアの数々で、我が家でも早速、会話の中などで話題にして過ごそうと思っています。

さて、「SDGs」のいうこの言葉。本当に最近はやっと! さまざまな場所で目にしたり、耳にしたりするようになりましたよね。

MOTHERS編集部を立ち上げた、2年前はまだまだ認知度も低かったSDGsという言葉。

子どもたちの世界にも浸透してきているなぁと感じています。

 

特に長男が小学1年生になり、学校でもその言葉を授業やさまざまな場所で話題にする機会があるそうです。

そんな時は率先して意見を言ったり、アイデアを出したりしてくれると1学期の個人面談で担任の先生からお褒めいただき、母としては嬉しい限りでした。

 

我が子ながら、SDGsについて自分の意見や、考えを誰かに説明できるようになっていたり、日常生活の中でも「ママこれってさSDGsの話だよね?」なんてことをサラッと言ってくれるようになっています。

2歳の娘もそんな兄を見て、「えすでぃーチーズ!!」(となんだか美味しそうな言葉として発言をしてくれていますが……)

 

私が繰り返し話してきたこともありますが、やはり伝わりやすかったのは絵本だなぁと、絵本を通して子どもに伝える素晴らしさを改めて感じています。

 

外は暑い夏。そしてまたコロナが気になり、おうちで過ごすことが多い方もいると思うので、おうちで親子で、「SDGsって何だろう?」を手軽に、わかりやすく学べるおすすめの絵本をご紹介します。

 

<環境問題を学ぶには>

我が子は、海遊びが大好きなので一番最初にSDGsを伝える時にわかりやすいなと思ったのが、海洋汚染や、プラスチックの問題。そのことをわかりやすく伝えている4冊です。

左上から

1『つかう?やめる?かんがえよう プラスチック』

2『たべることは つながること しょくもつれんさのはなし』

3『プラスチックモンスターをやっつけよう! きみが地球のためにできること』

4『目で見るSDGs時代の環境問題』

 

特に、『プラスチックモンスターをやっつけよう!』はリアルな写真を交えながら、大好きな鳥や魚がプラスチックごみに絡まってしまっている姿が紹介されています。

息子はそれに衝撃を受け、「これは本当にダメだね。魚も鳥もかわいそうだ」と言って、早速次に海に行った時に「鳥たちが間違えて食べちゃう!」とゴミを拾っている姿を見て、本の内容が伝わっているなと思いました。

1と4はちょっと文字量も多く、図解も多いので小学生以上むけ。大人も一緒に学べるので、自由研究などの題材探しにもおすすめです

2は、直接的に環境問題の話に触れている訳ではないけれど、私たちは自然〜海の生き物などを食べて生きいていることがわかりやすく説明されているので、3と一緒に読むと理解を深めやすいと思います。

 

<平和、人種、ジェンダーなど>

世界で問題になっているさまざまなことを、子ども目線に落として読める絵本をご紹介します。

キャッチーなイラストと、わかりやすい言葉だからこそ子どもたちにも理解しやすいなと思います。

 

左から

1『わたしがかわる みらいもかわる SDGsはじめのいっぽ』

2『からあげビーチ』

3『もったいないばあさん』

4『こんなのへんかな?ジェンダーフリーの絵本』

5『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』

6『へいわってどんなこと?』

  

1はSDGsって何? の入門にまさにおすすめ。17の目標について、そしてこのままだと私たちの地球がどうなってしまうかな? とすごく易しい言葉で書かれています。幼児にもおすすめです。

2はからあげの衣に例え、さまざまな食べ物の好みから、宗教や人種についてまで、すごくポップなイラストに、テンポの良い言葉で表現しているので、実はものすごく難しい内容を伝えているんだけど、思わず子どもも楽しくなってしまう! という1冊。

3のもったいないばあさんは、言わずと知れた日本ならではの感覚でSDGsの問題を解決しようとしているのが、私は大好き。子どもたちにとっては、このもったいないばあさんちょっと気持ちが悪く怖い……ようです(笑)。電気がつけっぱなし! なんて時に、「あ! もったいないばあさんがくる! どうしよ!」と言うと、すぐに消してくれます(笑)。 幼児にもわかりやすい1冊。

4はジェンダーの話を、体操着のブルマ問題から、学校の教室で起こるさまざまな日常を切り取って「変かな?」と子どもに問いかけるスタンスなので、親子で変? 変じゃない?と話すきっかけになります。ジェンダーって、答えを一方的に押し付けるのも、個人的には違和感があって、こんなふうに「変かな?」「どうかな?」「どうしたい?」ってみんなで話し合えるのがいいなぁと思います。

5は実際にあったお話を、簡単に絵本で伝えられるようにした1冊。この大統領のような感覚を世界のトップがもってくれたらいいなと、このようなご時世だからこそ改めて感じる1冊。子どもながらにも、感じることはたくさんあるようで、読むたびに色々な意見を言ってくれます。

6は「戦争」のニュースを息子が知り、戦争って何? と聞かれる機会が増えたので、そもそもその対極にある「平和」を知ってほしいと思って探した1冊。最終的には「あなたひとり一人が大切で、あなたがいること自体が平和だよ」というメッセージに深く共感します。

 

長くなるので、もう1記事に続きます……。

編集長 小脇美里

MOTHERS編集部 編集長。

ファッションエディター/ブランディングディレクター。

ママたちの絶大な支持を集め、数々のヒットを生み出すヒットメーカーとして、経済界からも注目を集める。
令和初のベストマザー賞・経済部門受賞。
鯖江市顧問/SDGs女性活躍推進アドバイザー。2児の母。

MOTHERS編集部 編集長。

ファッションエディター/ブランディングディレクター。

ママたちの絶大な支持を集め、数々のヒットを生み出すヒットメーカーとして、経済界からも注目を集める。
令和初のベストマザー賞・経済部門受賞。
鯖江市顧問/SDGs女性活躍推進アドバイザー。2児の母。

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