2022.04.08
心の平和の鍵 #平和ってなんだろう?
私の「心の平和のルール」
「平和って何だろう」という今回のお題について私の頭に真っ先に浮かんだのは「心の平和」でした。というのも、つい先日実家の母と話していて母が言った「戦争が怖くて、不安でどうしようもない」という言葉が頭から離れなかったからです。
今は家の外がコロナや戦争でものすごく大変なことになっているからこそ、自分の心の中だけは平和な場所にしたいですよね。
母と話していて思い出したのは、911が起こった時にアメリカの精神科の先生たちがこぞって子育て中の親にアドバイスしていたことでした。
それは「子どもにニュースを見せない」だったのです。
世界で何が起こっているかを知ることは重要なことだけど、必要以上に恐怖を与えることは健康的ではないから、というのがその理由でした。しかも恐怖の体験は擬似体験であっても心に深く残ってますます怖さを感じます。それも長く繰り返し襲ってくるのです。
考えてみればテレビのニュースって「良いニュース」はあんまりないですよね。例えば「今日も一日平和でした」「飛行機が無事到着しました」なんてニュースは見たことありません。でも戦争や事故が起これば必ずニュースになります。
それで母に聞いてみたら案の定「一日中テレビで戦争のニュースを見ている」とのことでした。
「今すぐテレビでニュースを見るのをやめるだけでも違ってくるから」と言って電話を切ったのですが、一体どうすることやら。
実は私は「テレビでニュースを見ない」をここ数年実践しています。というのもテレビのニュースは自分で選ぶことができないからです。流れてくるものを受け取るだけなので、選べない。
代わりに毎日2時間ほど5、6社のニュースサイトを読んでいます。必要な情報には十分触れることができるし、必要以上に恐怖を感じるような映像は「見ない」、そういう記事は「読まない」という選択ができます。
「選ぶ」ことで自分の心を必要以上に恐怖や不快にさらさないようにする。心の平和を守る1つの方法ではないでしょうか?
我が家の「家庭内平和のルール」
もうひとつ心の平和を実践するために我が家にはある「ルール」があります。それは「夜は喧嘩をしない」。
家族とはいえ、いや、家族だからこそ、意見のぶつかり合いがあります。「最終的には許されるだろう」という甘えがあるから、友人には言わないようなことでも思わず感情に任せて言ってしまったりします。
そうして家庭内が戦争状態になる。みなさんも経験ありませんか?
これが夜だと本当に最悪です。1日の終わりで疲れているから「言っちゃいけない」という自制が効かない。そして言っちゃった後の逃げ場はないし、夜ってそれでなくても鬱々といろんなことを考えがちですから。
そうして必要以上に険悪なムードが漂ってしまうのです。
ですから我が家では「夜は喧嘩をしない」。じゃあいつ喧嘩をしているのか? 実は「朝も喧嘩はしない」というルールがあります。だって朝から喧嘩じゃあ1日がダメになりますものね。
だからそれ以外の時に喧嘩をしているのです。
朝や夜に「うー!!!」となった時はさっさと夫が見えない場所に移動します。見えていると絶対何か言いたくなってしまうから。
そうして自分が一番好きなことをしたり、大好きなものを食べたりして、とにかく気を紛らわせるようにしています。気がつくとそれほど腹が立っていなかったりもするし、きちんと建設的に話せるようにもなっています。
こうして心の平和を守り、家庭内平和を守っています。
コロナに戦争と悲しいことがいっぱいの世の中だからこそ、自分の心の中、そして一緒に住む家族と共有する時間と場所だけは平和であってほしいです。
その平和は自分たちで作ることができる平和だからこそ尚更そう思うのです。
我が家の心の平和と家庭内平和のルール、参考になったら嬉しいです。