2020.10.09
小さなことを習慣にしながらその意味や目的を子どもたちに伝えていきたい #ママ的サステナブル
我が子が気づかせてくれた、「なんとなく」わかったつもりになっていたこと
第一回のテーマが「ママ的サステナブル」だと聞いたときは「サステナブルね、オッケー!」くらいの軽い気持ちだったのですがいざ原稿を書こうとすると、一向に手が動かない。どうした私。
そういえば「サステナブル」という言葉は、耳にする機会も多いし意味も理解しているつもりでしたが、正しく調べて学習したことはなく、ただ「なんとなく」「雰囲気で」わかったつもりになっていたのです。
大人になるとなかなか気づきにくいけれど、そういうことって意外と多いもの。そして、それを気づかせてくれるのが我が子です。
「これってどういう意味なの?」と尋ねられたときに、わかりやすく噛み砕いて教えてあげられないということは私もまだまだ理解が浅いというわけ。よし「サステナブル」検索。
私がやっているサステナビリティな行動
調べてみると「サステナブル」とは「持続可能な」という意味の言葉で、主に自然にある資源を長い期間維持し、環境に負担をかけないように維持して行くこと、とありました。
なるほど、そこは私の理解とおおむね同じだった。とりあえず胸をなで下ろします。
ではそのために私自身が行っている行動は?
わたしは人一倍環境問題に関心があるとか、自分以外のひとやいきものを思う気持ちが強いなどという立派な人間ではありません。それでも自分の生活を思い起こしてみれば、サステナビリティな行動のひとつやふたつは見つかるものでなんだか少しほっとします。
たとえば「使い切ること」。
調理に使った野菜の切れはしや皮をとっておき、ある程度たまったら一気に煮込んでベジブロス(野菜だし)を作ります。できあがった黄金色のスープは料理につかう水のかわりとなるのですが、同じレシピでもびっくりするほどおいしくなるのでこれは欠かさない習慣。
食べきれなかったお刺身を翌日揚げ春巻きにしたり、カチカチになったパンをパッパアルポモドーロ(パンを煮て作るイタリアの料理)にしたり。フードロス回避はかなり頑張っているかも。
食器洗い用のスポンジは衛生のためこまめに替えますが、捨てる前にはシンクや窓のサッシを掃除して、これ以上ないほどボロボロになるまで使ってから捨てます。こまめに窓のサッシの掃除ができるので汚れもたまりにくくてラッキー。
もとは私自身の「もったいない信仰」からの行動ではありますが、サステナブルにリンクした行動と言ってもOKでしょう。
あとは当たり前で身近なことではありますが、ゴミは正しく分別して捨てるとか、エコバッグを持つとか。
ストイックになりすぎず、小さなことを習慣に
誰にでもできて、負担にならないことでなければサステナブル(継続可能な)は難しい。ストイックに考えすぎずに今まで通り、小さなことを習慣にしながらその意味や目的を一緒に暮らす子どもたちに伝えていく。それが私にできる「ママ的サステナブル」かなと考えています。