2023.01.17
来年の抱負を立てる前にやっておきたいこと #新しい年のはじめ方。
今年できなかったことではなく、”今年できたこと”を
もう年末だし、そろそろ来年の抱負でも決めなきゃなあ。
誰に強制されてる訳でもないが、なんとなく決めなきゃいけない気持ちになってくる。
といっても、別に不快な義務感ではない。
あらゆるものを一新できるタイミングだから、心機一転するなら年末年始のタイミングを逃したくない、という気持ちがある。
比較的ポジティブな気持ちで取り組んではいるが、来年の目標の背景には”今年できなかったこと”が反映されている。
そこには、達成できなかった自分への、少しの罪悪感と気うつさがトッピングされている。
自省した上での目標決めは良いことなのだが、今年はもうちょっとポジティブエッセンスを増やしてみたい。
ということで、”今年できなかったこと”ではなく、”今年できたこと”を考えてみる。
【2022年できたこと】
・家族で小旅行できた(ユニバ、恐竜博物館など)
・実家に帰省できた
・皮膚科通いで肌荒れ改善できた
・家族でイベントを楽しめた(節分、花見、夏祭り、誕生日など)
・週一の運動習慣を身につけた
・友達と旅行にいけた
・やってみたかったVR体験ができた
・友達の結婚お祝いできた
・ダイエットのことを考えずに日々を過ごせるようになった
・自分にあったサプリを見つけられた
・五分五分だと言われた夫の心不全を冷静に乗り越えられた
・断捨離80%まで完了した
・仕事引き継ぎの目処がついた
・子どもたちの習い事の送迎できた
・なんとか年末まで生き延びた
スマホの2022年写真を見ながら、やったこと・できたことを羅列してみた。
「あーあれもやりたかったのにできてない。これも手をつけられてない……」の連続だったけど、
リストを作ったことで、「意外とやれたこともあるじゃん」と狙い通りのポジティブを注入できた。
うんうん、いい感じ。
ここで大事なのは「2022年をいい気分で締めくくろう」という気持ちで無理やりにでも、できたことを見つけ出すことだ。
“なんとかここまで生き延びた”レベルでいいのだ。
前向きな気分になれるなら、やらなきゃ損
2012年に行われた心理学の研究がある。
2つのグループに「ハッピーな気分になれる音楽」を聞かせる実験だ。
片方は「ハッピーになろう」という気持ちで聞いてもらい、もう片方には、ただ音楽を聞いてもらう。
同じ音楽を聞いているが、気持ちの持ちようだけが違う。
その結果、何が起こったかというと
自発的にハッピーな感情を生み出そうとしたグループのほうが、実験後に幸福度を感じるホルモンが多く分泌されたのだ。
1回だけでなく、何度この実験を行っても同じ結果が出たそう。
つまりポジティブな気持ちを生み出したいのなら、
そう思えるよう、まずは自分で意識することが大切なのだ。
ポジティブの押し売りは嫌いだけど、
気の持ちようで実際に前向きな気分になれるなら、やらなきゃ損だ。
思うだけならタダだしね。
今年できたことにちゃんと目を向けて、
ポジティブな状態で来年の抱負を決めて。
いつもより気分良く新年を迎えよう。