2022.02.28
敦篤虚静。#2022年、どうする?
さて2022年、どうしましょう。
新しい年の始まりって、抱負というか目標というか、大なり小なりそういうものを設定する方が多いと思うのですが、私はやらないんですよね。こんなところで胸張って言うことではないですが。
昔は、「よし! 今年はランニングをして体を絞るぞ!」とか、「今年こそきちんと手帳をつけるぞ!」とかやっていた気がします。
けれど、毎年三日坊主もいいところで結局達成できない。出来た試しがない。
なので、最近はもう自分に過度の期待をかけるのをやめて、新年もぬるっとスタートを切るようにしていたのですが(笑)。
今年はMOTHERS編集部さんから「2022年、どうする?」というテーマをいただいてしまったので、ちょっと襟元を正して書き初めなんてやってみました!
じゃん!! こちら、久々の書き初め。
「敦篤虚静」
とんとくきょせい、と読みます。
久々にしては結構いい感じに書けました。
意味は、「人を思いやる心が厚く、心にわだかまりがなく落ち着いていること」だそうです。いい言葉。
このストレス社会で「心にわだかまりがなく」しかも「落ち着いている」って。めちゃくちゃ理想ですよね。しかも、ちゃんと「人を思いやる心」をもった上で、というのがステキ。
春から5年生で思春期に片足つっこみ始めそうな長男、日々見事な2歳児っぷりを見せつけれくる次男、初詣に行った神社の看板で「あ、今年本厄だった!」と気づいた夫、と今年もドタバタしそうな要素が盛りだくさんなのですが……。
2022年は「敦篤虚静」という言葉を胸に、少しでも穏やかに過ごせるよう意識してみたいと思います!
そしてそして、上の書き初め写真を見て、ん!? と思われた方もいらっしゃるはず。
こちら、筆と半紙ではなく、iPad+Apple Pencilで書道をしているんですよね。普段レタリングやイラスト描きに使っている作画アプリで、毛筆っぽいペン先データを作って。便利な時代になったもんです。
これなら墨で汚れる心配もないし、半紙が無くなることもない。しかも、データだから失敗しても修正できる!(←書道的にはダメだけど!)
ちょこちょこ色んなところでお話してきていますが、子どもの頃習っていた「書道」が私の作品作りの下地の大部分を占めているなと感じています。
ひとつひとつの文字、全体のバランス、余白の取り方など、自分なりの正解を考えながら何回も何十回も書き直し、最初はヘタクソだった作品が徐々に整ってくる感じが何とも言えず心地良いんですよね。それが今の制作スタイルに繋がっているんだと思います。
今回久々のiPad書道がすごく楽しかったので、これからはもっと積極的に取り入れていきたいです!
iPadをお持ちの方はぜひやってみて欲しいです。iPad書道、流行るかも!?
私はprocreateというアプリを使っていますが、書道(毛筆)用のアプリもあったりするので色々試してみてくださいね。