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2021.07.02

MYSELF/自分のコト

編集長の部屋

ファッションを楽しみながら未来につながる1歩を。

自分を愛して、誰かに優しく、地球に寄り添って生きたい。
といいつつ、自分を愛するって後回しにしがちですよね。

サマンサのプレス時代、私たちなりに色々なプロジェクトに取り組んできました。
今思うと、それはSDGsの取り組みで、当時はそういった認識が世界的にも世間的にもなかったので、ただ、誰かのために自分たちが少しでも力になれたら……。
そんな想いで取り組んでいました。

ガーナに雇用と教育をという強いパッションを持って、「星の数ほどある夢を形にするプロジェクト」として、小中学校の建設や、デザイン、生産まで現地の工場で行い、人材雇用と才能の活躍の場を提供する注目ブランド、CLOUDYとは、コラボスクールバッグを作成して現地の小学校にプレゼントしたり、コラボバッグを発売してバッグ一つに付き教科書一式が一人に贈られるプロジェクトをしたり。

ガーナの小学校での制服授与式と通学バッグ贈呈式の様子。制服に袖を通し、バッグを受け取って興奮する子どもたち。(CLOUDY/Samantha Thavasa)

福島大学と共同で日本酒を開発して、女性マーケットにいかに日本酒を広めるには!? ということを通して、地元福島の活性化、復興支援に繋げられればと農学部の学生さんたちと田植えから始め、一年がかりで取り組みました。

福島大学の学生さん、教授と共にお揃いのピンクのつなぎを着て、地元農家の皆様と一緒に酒米を植えるところから始めました。

 

これはほんの一例ですが様々なプロジェクトを通して感じたのは、“誰かのために”と思って取り組んでいることに一番喜びを感じているのは実は自分たちだということです。
子育ても、子育てといつつ、結局は自分育て。一番学んでるのは自分で、楽しんでるのも自分で、成長できているのも自分なんだなと思います。

 

そしてこの度、私が24歳から17年間勤めた、青春の場所、サマンサタバサジャパンリミテッドから、エシカルなcollection 「Samantha Green by Samantha Thavasa」がデビューしました。
私的には待ってました! とこれに取り組んだスタッフのみんなに心からの拍手と感謝です。
アパレルメーカーと地球の未来の関係はとても難しく、でもとても大切です。
トレンドを作っていく、引っ張っていく存在のアパレル業界だからこそ、積極的に、そして声を大きく取り組んでいくべきだと思っています。
そこに生まれる沢山の矛盾や葛藤はあれど、興味がない人、私にはまだ関係ないと思っている人にも、え!? なんかいいかも。と気軽に一歩を踏み出すきっかけづくりが出来る、それこそが役目だと思っています。
そしてスタッフもそれに関わることで、一つの意識の変化が大きな波や想いに繋がると思っています。

実際にSamantha Greenのワンピを身につけて思ったことは、再生繊維キュプラの気持ちよさはもちろん、何より、優しい。
肌にも心にも。
なんだか自然と笑顔が溢れて、本当に優しい気持ちになれる。
エシカルな商品が持つ意味や魅力ってこういうことなんだなと実感。

Samantha Green by Samantha Thavasaの再生繊維キュプラでつくられたワンピの肌触りは本当に優しさに包まれているみたいで、最近の休日の欠かせない相棒になっています。

 

最近はこの心地よいものが何かを選ぶときの基準になっています。
この日焼け止めは海を汚さない、珊瑚を守る環境に配慮したもの。オーストラリアでは40年以上も愛されてきた商品らしいです。
一つ選択を変えると、次の選択に繋がり、そして周りにも派生して、どんどん優しさ連鎖が広がるな、と日々感じています。

最近は手に取るものが自然と地球に優しいものばかり。この日焼け止めは40年以上オーストラリアの人々と共に歩んできた、珊瑚礁に優しい日焼け止め。

 

地球に優しい、は人にも優しい。
誰かに優しい、は自分にも優しい。
そんな未来を出来ることから一つずつ。
子ども達に素敵な地球を繋げるために、やっていきたいと思っています。

 

Samantha Greenのワンピースを軽やかに着こなす、2021年夏よりサマンサタバサのアンバサダーに就任した矢野未希子さん。

 

 

新ライン“Samantha Green by Samantha Thavasa(サマンサグリーン バイ サマンサタバサ)”はオーガニックコットンなどの天然素材、キュプラなどの再生素材をはじめ、廃棄予定の食品から抽出した染料を用いて染め上げた生地など、地球に優しい素材を使用したナチュラルな肌触りに、心地よく、リラックスした優しい気持ちになれるアイテムがラインナップ。

 

抗菌&土に還るiPhone Case

 

Samantha Green by Samantha Thavasa イメージムービーはコチラ

 

“Find Ethical Fashion for green”

-自然体の心地よさ-

 

心地よい天然素材を使用したリラックス感漂うデザイン。
環境に配慮しながらライフスタイルに寄り添い、日常に取り入れることでちょっとだけ幸せ、そして誰かの幸せに繋げられたら。
そんな想いを込めて、関わるすべての人が等しく幸せになれる場所を目指します。
ファッションを楽しみながら未来につながる1歩を――。

 

Samantha Green by Samantha Thavasaについての詳細はコチラ をチェック。

 

MOTHERS編集部 編集長 小脇よりおすすめコメント

インスタで、Samantha Green by Samantha Thavasa(以下、Samantha Green)のワンピを着て、素敵な笑顔で笑う世永さんの写真を見て思わずかわいいなぁと「いいね!」ボタンを押していました。
よくよく文章を読むと、それは“Samantha Green”というサマンサからでた新ラインで、オーガニックコットンをはじめとして、地球に優しい環境素材を使用したブランド。

サマンサといえば、世永さんの紹介にもあったとおりS D Gsとか、サスティナブルという話が話題になるずっと前から、「誰かのために、地球のために」という想いで、みなさんが様々な取り組みをしてきたブランド。
世永さんを筆頭とする、プレスチームのメンバーが本当にいつも愛に溢れていて、情報に敏感で、これいいなと思ったらすぐに行動に移すのをそばで見てきました。
そのスピードと、深い愛情が故にサマンサのプレスチームは圧倒的に強い発信力を持ってもう10年以上もガールズアパレル界を牽引する存在なのですが、今回のサマンサグリーンもさすがだなぁと。
“かわいい”という軸の上に、地球環境に良い、人に優しいが備わっている。
地球環境のことだけを考えたら、極論を言ってしまえば消費をすること自体をやめればいいになってしまいがち。
でもS D Gsのユニークなところは、「経済活動も持続しながら」という部分。
だからこそ、ファッションという身近な存在で、日常とは切っても切り離せない関係で、消費者にメッセージを伝えやすい存在だからこそできることってあるんじゃないかなと個人的には思っています。
まずは、「かわいいと思って手にとったワンピースが、偶然オーガニックコットンだった。そこで初めて、オーガニックコットンの存在、地球への環境配慮について知った」でもいいと思うんです。
地球環境を守るという壮大に思える解決目標も、日常の小さな「いいね!」の積み重ねをすることがまずは第一歩。

珍しくワンピースを着ていた私に(乳児&やんちゃ6歳児を抱えているので普段はもっぱらパンツ)息子が「ママ、今日はスカートかわいいね!」と言ってくれたので、「そうなの、これ●●お姉ちゃんのママが作っているワンピなんだよ。地球に優しい素材で作っているの!」と話すと、「地球に優しいお洋服! すごいね! 何それ!?」と早速、身近な息子に伝えることに成功しました(笑)。
ワンピも本当に着心地がよくて、シルエットもかわいくこの夏のヘビロテになりそうです!

「かわいくて、地球に優しい」
そんなブランドのこれからがとっても楽しみです!

 

世永 亜実

MOTHERS編集部 特別顧問。

(株)GOOD NEWS 取締役
オイシックス・ラ・大地(株)Brand director。

MOTHERS編集部 特別顧問。

(株)GOOD NEWS 取締役
オイシックス・ラ・大地(株)Brand director。

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