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2021.02.03

MYSELF/自分のこと

特別なことをしなくても、幸せな瞬間は日常に転がっている #この冬、おうち時間を楽しむ方法

2020年12月30日———

「(私)どのお花にする? 選んでいいよ。」

「(息子)うんとねー。(じーーーっくり花をみたり、選んでいる途中でなぜかウロウロ外に出たり)」

「(私)お正月にどんなお花を飾りたい?」

「(息子)うんとねー。…………これにする(緑色の花を選ぶ)」

「(私)いいね〜!! あとは? 他にも選んでいいよ」

「(息子)うんとねー。これ(紫のカーネーション)」

「(お花屋さん)お〜いいね!! このお花が入ったら全体の色がしまるよ〜」

こんにちは。

「UP COFFEE」オーナーの溝口奈々です。

これは年末お正月に飾るお花を選びに息子とお気に入りのお花屋さんに行った時の一コマ。

私はこんな何気ない日常の“幸せな一瞬”が大好きです。

今回のテーマは「この冬のお家時間の楽しみ方」というわけですが、

今年だからこそ「お家時間の空気を穏やかにする」、って大事だと思っています。

こんな時代だからこそ。

でもそれは何か特別な家での楽しみ方を探すというより、日常生活の中でいかに心があったかくなるような体験をして、その心のあったかさを持続させるというイメージ。

何気ない小さな幸せを存分に感じようとすることが大切なんじゃないかなということです。

日常の小さな幸せに気づけることの嬉しさや、優しい思いは持続するし、他の人にも連鎖するんですよ!

そんな小さな気付きが皆さんに伝わればいいなぁと思い、このコラムを書いています。

“お気に入りのお店”をもつ

その秘訣といってはなんですが、私は日頃から、気持ちが嬉しくなる瞬間が生まれるような「お気に入りのお店」をあえて選んで行くようにしています。

それはお気に入りの「モノ」があるだけではなく、あったかい「人」がいる場所。電動自転車をビュンビュンこぎながらでも行く価値のある店を選ぶんです。

 

冒頭で書いたお花屋さんでの一コマ。

息子は花を選ぶのに相当時間をかけていましたが……、それにつき合ってくれたお花屋さんの優しさに私は感謝の気持ちがわいてきました。

「ありがとうございます」って思いました。

時間をかけて何本ものお花を自分で選び、しっくりとお正月らしい束にまとめられた息子。

家に帰って花瓶にいけた時はとても満足そうで、その後もずっと、ダイニングテーブルで食事の度に目の前にある“自分で選んだ花”を見て、「きれいだね」と嬉しそうでした。

2歳半でもここまでひとつの体験で得た幸せな気持ちが続くんだなって発見!

きっと息子は真剣にお花を選んでいたのでしょう。だって何度も言いますがめちゃくちゃ時間かけてたから……(笑)。

そして私に「とってもいいね!」と言われ、

お花屋さんに「お目が高いね〜」なんて言われ、

嬉しかったのでしょう。

お花屋さんに行くだけでも、そこにいるあたたかい人とふれあい、自分が尊重され、素晴らしい体験をして帰ってくることが出来るんです。

我が家は家での〜んびり過ごすお正月でしたが、そのお花を囲み豊かな時間を過ごしました。

パン屋さんの大ファンになったワケは……

また別の日のこれまた素敵なパン屋さんでのストーリー。

母はシュトーレン、息子は人気のアンパンマンパンをお目当てに一緒にあるパン屋さんに向かいました。そこにはキレイなパンが沢山並んでいたのですが、ないんです。息子の目当てのアンパンマンパンが……!

息子は、ギャン泣き。

人気のキャラクターパンは朝一で売り切れてしまったそう。

「アンパンマンがいい〜〜〜〜〜〜〜(涙)」

と泣きじゃくる息子をなんとかなだめようとしていると、「ちょっと待っててね!」とササっと工房へ入っていくオーナーさん。

――数分後、

「ほら! アンパンマンだよ!」

となんとオーナーさんが店頭にあった丸いパンにチョコレートで顔を描いてきてくれたんです!

ええええええ! なんて嬉しい! と思いきや

「これじゃない〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(涙)!!」と息子。

なんてことを言うんだ!! とその時は心の中で思ったのですが、

その後は泣き止み、途中自転車で顔がぐしゃぐしゃになってしまった即席アンパンマンパンにかぶりつきにっこり。

パンの味の美味しさはもちろんなのですが、思いをくみ取ってくれたオーナーさんのそのあたたかい心遣い、優しさが息子にもちゃんと伝わったのだと思います。

私にはバッシバシ思いが伝わってきて、そのパン屋さんの大ファンになったのは言うまでもありません。

特別なことをしなくても、遠出しなくても、日常の小さな幸せを感じて心を豊にすることはできる。

子どもにとっての贅沢は誰かの優しさに触れて笑顔になれる体験をすること。何だか私も勉強になった、そんな経験でした。

なかなか遠出もできないし、子どもとは公園に行く日々、なんてこともあるかもしれませんが、自分のお気に入りの場所に子どもを連れていってみてはいかがでしょうか。

そしてなぜそこが自分のお気に入りの場所なのか、伝えてみてはどうでしょう。子どもがそこでどう感じるか、何を見るか、一緒に楽しんでみるのっていいかもしれません。幸せな気付きがそこにあって、おうちに帰ってからも豊かな気持ちが続くかも。

何気ない日常の小さな幸せが溢れる場所をつくりたい

あ、ちなみに埼玉の大宮にもいいカフェありますよ(って急に宣伝……笑)!

UP COFFEEは小さなコーヒーショップですが、毎日ママや小さなお子様たちが遊びにきてくれます。

お客様の過ごし方はさまざまですが、ありがたいことに私やスタッフがお客様のお子様と一緒に遊ぶこともしばしば。

カウンター内を覗き込み見学して、将来働いてくれそうな有望なキッズたちが沢山います(笑)!!

小さな子どもたちの目にUP COFFEEのこの空間はどんな風に見えているのかなぁ。

私にできることは小さなことかもしれませんが、家に帰っても心があったかくなるのが続く、何気ない日常の小さな幸せが溢れる場所をつくりたいなと思っています。本当に。

こんな時代だからこそ、ここに行けば元気が出る! と言ってもらえるようなみなさんの「お気に入りのお店」になれたら、こんなに嬉しいことはありません。

溝口 奈々

"ママにとって必要なカフェ”をプロデュース。
『UP COFFEE』のオーナー。

"ママにとって必要なカフェ”をプロデュース。
『UP COFFEE』のオーナー。

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