MOTHERS編集部 スペシャルインタビュー《shiroiro.home(aki)》
整理収納アドバイザーとしてご活躍中のakiさん。Instagramのアカウント「shiroiro.home」は、フォロワー22万人超え! このフォロワー数からも、akiさんの整理収納術が、多くの人たちの参考になっていることがわかりますね。MOTHERS編集部のデスクとして参加していただけることになったakiさんに、整理収納アドバイザーになるまでのお話や、これからの展望について聞きました。
イヤなことを忘れるためにはじめた掃除
――フォロワー数22万人ってすごいですよね。akiさんがInstagramをはじめたのはいつ頃ですか?
Instagramをはじめたのは、2018年1月からです。「整理収納アドバイザー」の資格を取ってすぐにはじめました。友達に、資格を取ったから何かしたいなと話したら、「インスタが良いんじゃない?」と勧めてもらったんです。私、それまでInstagramというものを知らなくて、「なんか、みんながやっているやつだよね」というくらい無知だったんです(笑)。
――「整理収納アドバイザー」の資格を取ったきっかけはなんですか?
当時、辛いことがあって、無心になるために床拭きをはじめたんです。掃除をしたり、床磨きをしたりしているときは、それに没頭してイヤなことを忘れることができたんです。それを続けるうちに収納にも興味が出てきて、家の中の整理・収納をはじめたんです。掃除は無心になれるけど、引き出しの中とかを整理すると楽しいと感じるようになったので、整理・収納の勉強をはじめました。
――掃除は無心に、整理は楽しくなるってすごく良い言葉ですね。それまでも、掃除や整理・整頓が好きだったんですか?
いえ、全く(笑)。それまで、掃除は好きじゃなかったんです。収納には興味があったかもしれませんが、子育てに追われる日々ということを言い訳に掃除もしっかりしていませんでした。部屋がごちゃごちゃしているほうが落ち着くとか、どこに何があるかわかりやすいから便利~! と思っていたくらい(笑)。今とは全く違います。
――そんなに変わったんですか?
はい。私、この経験をしたことで、何歳になっても人は変われるんだなということを知りました。今のほうが、気持ちも人間関係もスッキリしています。収納の勉強をしてから、好きか嫌いか、やるかやらないかという答えがすぐに出せるようになりました。人間関係とかで悩むことがほぼなくなりました。昔はウジウジしていたけど、最近は一切なくなったんです。自分の中に軸みたいなものができたんですよね。部屋を片づけることで、自分の思考も整理できるようになったというか。なので、部屋を整理することは本当におすすめです!
――akiさん、独身時代はどんなお仕事をしていたんですか?
営業事務をしていました。結婚をしてから、メーカー事務に転職して約13年続けていたんですが、今年の6月に退職しました。
――今後は、「整理収納アドバイザー」をお仕事にしていくのでしょうか?
次を考えず、とりあえず一旦休もうと思って辞めました。「整理収納アドバイザー」として仕事をするかもしれないし、しないかもしれないですね。今、いろいろと模索中です!
――趣味で資格を取るというのも、人生が充実しそうでいいですよね。
私、気になるとすぐ行動しちゃうタイプなんです(笑)。「日本化粧品検定」も、肌のことが気になったから勉強して資格を取りました。生活に知識を取り入れることで、毎日の生活がワクワクすることが楽しいんです。
投稿したことが誰かの役に立つと嬉しい
――akiさんのInstagramは、22万人もフォロワーさんがいますが、どんなことを意識しながら発信していますか?
こんなにたくさんの方にフォローしていただけて、すごくありがたいなと思っています。たくさんの方に見ていただいているので、写真を見やすくしたりはもちろんですが、やはりママってみんな忙しいと思うので、見た瞬間にパッと伝えたいことが伝わる投稿って何だろう?って、考えたりしながら、写真や言葉を工夫しています。
――たくさん反響があると思うのですが、akiさんにって発信するモチベーションはなんですか?
投稿したことを真似してくださった方から、「使ってみたらよかった」とか、「生活が便利になった」というコメントをいただくと、投稿してよかったなと思い、モチベーションになります。真似してくださったり、広めてくれたりする人が多くて、とても感謝しています。何より、自分が悩んでいることをまず解決して使いやすくする、それをInstagramに投稿することで、自分だけではなく、同じ悩みを持っている方の解決につながったりすることが1番嬉しいです。
――akiさんが、これからやってみたいことってなんですか?
整理・収納をやっていると、「こういうものがほしいな」と思うことがあるんです。アイディアがたくさんあるので、ママや子どもたちの生活が楽になるアイテムの企画・開発をやってみたいなと言う気持ちはあります。
――今後、MOTHERS編集部のデスクとしてやってみたいことはありますか?
編集長の小脇さんからもコラボ企画などがあるかもしれないというお話を聞いているので、もし実現するのであればやってみたいなと思います。整理・整頓アドバイザーとして、ママたちの日々が楽しくなるような発信ができたら幸せだなと思います。