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RIE

ワンオペ育児でも仕事も遊びも全力。
我が子の特技を見つけて伸ばす育児がモットー。

ワンオペ育児でも仕事も遊びも全力。
我が子の特技を見つけて伸ばす育児がモットー。

MOTHERS編集部 スペシャルインタビュー《RIE》

 

とっても仲良しな兄妹の写真を掲載しているRIEさん。フォロワー数5.6万のRIEさんのアカウントには、兄妹のファンだけではなく、RIEさんのファンもたくさん。「私はきっとすごく不思議な人だと思われてると思いますよ〜」と笑いながら話すRIEさんが、ママとして、働く母として築き上げてきたことについて聞きました。

 

30歳になったとき、やりたいと思うことに挑戦してみることに!

――RIEさんが、SNSをはじめたきっかけを教えてください。

最初は、友達に薦められて子どもの成長の記録としてはじめたんです。当時、息子が5歳、娘は2歳でした。フォロワーを増やそうとかそんなことも何も考えていなくて、お弁当や日常を載せていました。

 

――フォロワーが増えるきっかけになった投稿って覚えていますか?

あるとき、息子と娘が仲良く映っている画像を投稿したら、「癒されます」というコメントがたくさんきて、いっきにフォロワーさんが増えました。その後、あるキュレーションサイトで、仲良し兄妹という紹介記事を書いてもらったんです。そのときは、フォロワーさんが増えすぎて一時的に鍵をかけたこともあるくらい。今は、昔から見てくださっている方が変わらず見てくれています。

 

――RIEさんは、結婚前はどんなお仕事をされていたんですか?

私、ダンスがやりたくて東京に出てきたんですが、出てきてすぐに23歳で結婚をしたんです。それから30歳までは完全に専業主婦として生活をしていました。ほとんど社会を知らずに結婚して、子どもができて20代は子育てだけをして過ぎていきました。

 

――そうなんですね。今は、フリーランスとしてPRのお仕事をされていると思うのですが、そのキャリアはどのように築かれたんですか?

息子が1年生になるタイミングで、「このままじゃダメだ」と思って、やりたいと思うことに挑戦してみることにしたんです。それで始めたのが、韓国子ども服のセレクトショップ。元々ファッションが大好きなこともあったのと、子どもに着せたい洋服が当時日本の子ども服にはあまりなくて。韓国ブランドの服をセレクトして、バイイングし、販売するという形でInstagramで個人ショップとして始めました。当時はまだ韓国子ども服を取り扱っている人も少なくて、仕入れて発売をするとすぐに完売になりました。そうしているうちに、どんどん同じようなビジネスをする人が増えて、価格競争のような状態になったんです。それは私のやりたいこととは違ったので辞めることにしました。

 

――専業主婦からショップオーナーに!? すごい行動力ですね! その後、どのような流れでPRのお仕事に就くことになったんですか?

娘が4歳のときにアパレルブランドのモデルに起用していただいたことがあるんです。そのお仕事の現場に行ったときに、そういうお仕事の裏側が気になるなと思って、知り合いの紹介でPR会社に就職しました。キャスティングする側、企画する側になると、見ている側とは全く違ったものが見えてきてすごくおもしろかったんです。

 

働く私を見て、子どもたちは「かっこいい!」と言ってくれる

――裏側に興味を持つというのもすごいですね。そしてやはり、行動力に驚きます。専業主婦から、子育てをしながらそこまでキャリアアップしていけるというのは、世の中のママたちに希望を与えますね!

実は私、今はシングルマザーなんです。だから生活の基盤を作る必要があったので、必死にならざるを得なかったという部分もあります。でも、専業主婦だったころの自分の写真を見ると、すごく老けていて暗いんですよ……。自由に使えるお金もなかったから、おしゃれにも無頓着で……、あの頃は私、自分のことが好きじゃなかったです。

 

――働くママを見て、お子さんたちはなんて言いますか?

仕事をはじめてから、子どもたちが「ママ、かっこいい!」と言ってくれます。シングルマザーとして二人を育てていくことになって、子どもには申し訳ないことをしたなと思う気持ちもあるけど、悩んでばかりいて家の中がどんよりしていた頃に比べたら、今の生活のほうがよっぽどいいなと思います。私、今すごく幸せなんです。そして、自分のことが好きなんです。自分の人生を楽しめているから。そうなったら、子どもたちも元気なんですよね。母親の幸せが子どもたちの幸せにつながるんだということを実感しています。

 

――強いママですね。ママとしても女性としても、とても素敵な生き方をされていると感じます。お仕事と子育ての両立は大変かもしれませんが、その中で楽しいことはなんですか?

今まで、子どもたちに見せてあげられなかった世界を、仕事を通じて見せてあげられるようになったことです。今は状況的に難しいですが仕事をがんばった分、家族3人で沖縄やタイに行ったこともあります。そうやって自分の力で、子どもたちにいろんな世界を見せてあげられることができて、本当にうれしいです。

 

――今年は、感染症のことがあって学校に行けない時期があったり、シングルという状況ではいろいろと大変なことも多かったと思いますが、その中で何か変化はありましたか?

私、今年の2月にフリーランスになったんです。なので、自粛期間中も家で仕事をすることができたので、いいタイミングで決断できたなと思っています。みなさんそうだと思いますが、今回の出来事で考え方が大きく変わったという方は多いと思います。私は、自分たちに何が必要なのかをすごく考えるようになりました。そう考えたときにやっぱり私たちは家族3人が笑って過ごせる今の生活が一番大事だなと思って。その生活を守るためにもこれからも母としてがんばろうって改めて思いました。そして子どもたちも娘は小学3年生、息子は中学生になり。すごく自立していて、おかげさまでスクスクと手前味噌ながらいい子に育っているなぁと感じて。離婚したことで子どもたちに悪いことをしたんじゃないかって思いが、最近やっと晴れました。

 

――今後の活躍がさらに楽しみなRIEさんですが、挑戦したいことや目標があれば教えてください。

私はずっと、やりたいことがあるのに諦めてきたんですよね。でも、30歳になったときに、やってみよう! と挑戦したことで今の生活を手に入れました。きっと世の中には、昔の私のような人がたくさんいると思うんです。そういう人たちに、例えば私がSNSを通してまずは最初の経済的自立をして、一歩を踏み出せたように、身近なこと一つで世界は変えられるんだってことを伝えていきたいなと思っています。私は裏方的な作業がすごく好きだし、向いているなと思うので、色々なママ・子どもたちのやりたいことや、人生を後ろから支えていけるようなことをしていきたいです。あとは子どもたちが成長してきて、なんでもできるようになってきたのでこれまで一緒にできなかったようなことをたくさん経験したいなと思っています!

 

――MOTHERS編集部では、どんなことをしていきたいですか?

編集長の美里さんからお声がけいただいたとき、最初は「本当に私でいいの?」という気持ちが強かったんです。でもお話を聞いているうちに、私がこれからやりたいと思っていることにすごくリンクしていたので、参加させていただくことにしました。

なので、今までこうやって自分のプライベートの話をお話することはなかったのですが、私が選択してきた道が、昔の自分みたいに悩んで苦しんでいるママの少しでも救いになればいいなと思って、今回お話させていただく決意をしました。

ママたちには子どもを大好きと思うのと同じように、自分のことも大好きになって欲しい。自分がやりたいことをやって、幸せになる方法を微力ですが伝えていきたいです。

 

 

取材・文 上原かほり