close

nika

"スッキリと暮らす"仕組みづくりが得意の整理収納アドバイザー。

"スッキリと暮らす"仕組みづくりが得意の整理収納アドバイザー。

MOTHERS編集部 スペシャルインタビュー《nika》

整理収納アドバイザーのnikaさんのInstagramの投稿を見ていると、「お子さんがいるのに、こんなに素敵に暮らせるってすごいなぁ」と感じます。「スッキリクラスコト」というテーマのもと投稿されるnikaさんの整理整頓術は、ママだけではなく、多くの人から支持されています。nikaさんの整理整頓に対してのこだわりから、今度の展望について聞きました。

 

私の投稿を見てくださる方に役立つことが嬉しい!

――私、いつもInstagramを見ていてうっとりしてしまいます。きっと、そういう方が多いと思うのですが、nikaさんがInstagramを始めたきっかけはなんですか?

今年でちょうど5年になります。今の家に引っ越したことをきっかけにはじめたんです。子どもが生まれてから、家の中にどんどん物が増えていって、自分だけのものなら管理できるけど、夫や子どものものも増えてすごく居心地が悪いなと感じていたときに、今のお家に引っ越して、これを機に家の中を整理整頓しようと思ったんです。

(Instagramを始めた当時の写真)

 

――マイホームに引っ越したことがきっかけだったんですね。とっても素敵なお家ですもんね! 最初の頃から、今のような投稿内容だったのですか?

はじめた頃は、まさかこんなにたくさんの方に見ていただけるようになるなんて想像もしていませんでした。せっかく整理整頓をするなら自分用の記録として残していこうと思ってInstagramに投稿していたんです。更新をしていくたびに少しずつフォローしてくださる方が増えていきました。

 

――想像もしていなかった人数の方にフォローされていくことは、nikaさんにとってどんなことでしたか?

その当時は専業主婦で、家事と育児をしながら家の中にいることが多い生活をしていたので、いいね! がついたり、コメントをもらえたりすることが、私にとって整理整頓や家事をするモチベーションにもなっていました。同じような主婦の方や、子育て中のお母さんたちからのコメントが私自身の励みや気づきになることも多かったです。私が投稿した収納方法や育児の情報に「役立ちました! 助かりました!」と言っていただけると、本当にうれしくて。暮らしに関してもっと深く知りたい、関わりたいと思うようになったきっかけのひとつだと思います。

 

――Instagramを始めた頃は専業主婦だったんですね。結婚前はどんなお仕事をされていたんですか?

結婚前はアパレルで営業やバイヤーをしていました。セレクトするということがもともと好きでバイヤーをやっていましたが、整理整頓アドバイザーとしても、便利なものを探す、選ぶという点では繋がりがあるなと思います。出張も多い仕事だったので、出産を機に退職をしたんです。

 

――整理収納アドバイザーの資格は、どのタイミングで取得したんですか?

子どもが保育園に入ったことで、週5勤務のデスクワークの仕事に就きました。自分なりに仕事と育児のバランスをうまく取りながら働けていたんですが、その中で、もっと深く暮らしに関した仕事がしたいと思うようなり、整理収納アドバイザー1級の資格を通信で取りました。

 

もっといろんなことを学びたい

――通信で取ると、どのくらいの期間で資格取得できるんですか?

私は半年くらいかかりました。仕事をしながらだったので焦らずにじっくりと取れたらいいなと思っていました。資格を取ったことで、片づけについてのご相談や、整理収納や暮らしについてのお仕事のご依頼をいただくようになりました。デスクワークの仕事と暮らしの仕事を両立をする中で、もっと暮らしの仕事を深くしていきたいと思い、今は暮らしの仕事1本に絞っています。

 

――引っ越しをきっかけに始めたInstagramが、お仕事にもつながったんですね!

そうなんです。オンラインの打ち合わせやライターとしてのコラムの執筆、自宅での取材や撮影が多かったりするので、今は在宅で仕事をすることが多いです。大好きな家のこと、家事、育児のことを発信することが、仕事につながるというのは本当に幸せなことだなと思います。

 

――nikaさんは、まだまだ進化していきそうな気がします。これからやりたいなと思っていることやスキルアップしたいと思っていることはありますか?

毎日慌ただしく過ごしてしまっているけど、実は今はもっと学びたいという気持ちがあるんです。学生の頃は勉強が嫌いだったんですけどね(笑)。自分が興味のあることだと、こんなに学習意欲って湧くんだ! と驚いています。実は最近、「クリンネスト1級」(お掃除のスペシャリストとして認定される資格のこと)の資格を取ったんです。整理収納アドバイザーと言うと掃除が得意と思われがちですが、実は苦手なんです。できることならしたくないくらい(笑)。だからこそ、自分が普段家庭でしている掃除方法に無駄がないかの答え合わせをしたいなと思ったことと、それで得た知識を仕事に活かしたいと思ったからです。今度も、いろんなことを学び続けたいと思っています。

 

――すごいですね。益々パワーアップしていくnikaさんが、今後、MOTHERS編集部でやってみたいことはなんですか?

編集長の美里さんとは、取材で我が家に来てくださったことがきっかけでもう4年近くのお付き合いになります。ママをラクにしたい、子育てを楽しんでほしいという想いが込められているMOTHERS編集部のデスクとして、自分自身が子育てで経験したことや、暮らしを整えることの快適さ、そのためのモノ選び、整理収納の方法など、子育て中のみなさんに役立つ情報を発信できたらいいなと思っています。