2026.09.18
【連載vol.21】現役JKが語る、14歳で飛び込んだアメリカ留学のリアル
―宿敵⁉︎からのメール―

夜、いつもの日課でメールを確認していると、
「こんにちは、えちか!保健室のナンシーよ!
…ナンシー!!
またお呼び出しですか。
日本では保健室とは無縁の生活を送っていた私が、
またワクチン?今度は何を打たなきゃいけないの…。
そんなことを思いながら翌朝、
そこには、3種類のワクチンの名前。
え。3つ?3本も打つの!?
「いやいやいや、一気に3本はダメでしょ!死んじゃう、
いつものように駄々をこねてみるが、もちろん、
そのまま病院へ連行された。
―心の準備、ゼロ秒―
私はもはや抵抗する気にもなれず、
名前が呼ばれ診察室に入ると、
「利き手はどっち?」
「右です…。」
「じゃあ、右に1本、左に2本ね。」
と言われ、深呼吸をして、覚悟を決めようとした、その瞬間。
プスっ!
プスっ!
プスっ!
…え?もう終わり?
早すぎない?ちゃんと狙って打った?
そんなことを考えている間に、
「はい終わり〜。戻っていいわよ。」
打ったばっかりなのに腕が痛い。
半泣きで学校に戻るとどんどん痛くなってくる腕。
…まあ、そりゃそうだ。3本も一気に打ったんだから。
もう絶対ワクチンなんて打たない。
―留学には、ワクチンへの覚悟も必要だった―
私が接種したワクチンの中には、
留学先の国によって必要なワクチンが違うということを、
英語だけじゃない。生活だけでもない。
留学には、ワクチンへの覚悟も必要だったのである。
とはいえ、3本まとめて打たなくてもよくない?
それだけは今でも思っている。
風邪は寝たら治る。しんどいな。は、ほとんど気のせいだから。





