2024.08.20
国会議員 今枝宗一郎×MOTHERS編集部プロママ座談会 「MOTHERS編集部のプロママが、現役国会議員に、日本の今を聞いてみた!」【後編】
日本の教育は、世界的に見ていったいどうなのか?
国会議員で、文部科学副大臣を務める、今枝宗一郎議員とMOTHERS編集部プロママで座談会を開催しました。前編では日本の英語教育について語りましたが、今回の後編ではマ「日本と海外の教育の違い」について、討論した様子をお届けします。
今枝議員の前に集結したのは、プロママを代表する8名です。編集長の小脇美里さん、経営者・投資家の池澤摩耶さん、産婦人科医の高橋しづこさん、そして、オンラインでワシントンDCから、非認知能力育児のパイオニアである、ボーク重子さんも参加。重子さんのBYBS(非認知能力育児コーチ)シスターである、和田えりかさんとおかゆかさん、そしてライター上紙夏花が座談会会場に。さらにもうひとり、ニューヨークからは、乳幼児睡眠コンサルタントの愛波あやさんが参加しました。
日本国内で子育て中のママと、アメリカで子育て経験のあるママの目線で、日本の教育のなぜ?に切り込みます。
我が子を海外留学させたい親が急増中!
小脇 最近は、子どもを留学させる人が増えているように感じます。実は今日集まったママの中にもお子さんを留学させていたり、これから留学を考えている人も多いんです。
今枝 とても教育熱心な方ばかりですね!
小脇 (池澤)摩耶さんも(高橋)しづこさんもそうなんですよね。今の日本の未来に不安を感じ、英語取得の意味だけでなく世界で通用する子になってほしいと考え、海外で学ぶということを選択する人がまわりに増えている気がします。
摩耶 もう既に長男は海外に留学中、そして娘と一緒に私も海外へ短期留学で行くことにしました。
高橋 私も自分の仕事が海外でできることになったことをきっかけに、第2子(小学6年生)と第3子(小学3年生)を連れてシンガポールへ行くんです。
小脇 他にも高校生のお子さんをもつメンバーが、お子さん自らの意志で留学をしたいと言われ、現在留学されていたり、MOTHERS編集部だけでも留学を視野に入れている方が増えている印象です。ちなみにメンバーのお子さんで、自分で奨学金を取って高校から海外留学しているお子さんからの質問が来ています。
『日本がアメリカのように飛び級ができないのはなぜですか? もっと各自の能力を見てほしいです。日本では、自分の思考や疑問をデスカッションできる場が圧倒的に少ないと、海外に出てみて感じました。日本の教育の良さはもちろんあると思いますが、アメリカの教育と比較してどのように考えていらっしゃいますか?』
今枝 ここで言われているのは、いわゆるアクティブラーニングについてですね。実は10年以上前から、アクティブラーニングを日本でも導入はしています。昔よりはずいぶん増えているはずです。
メンバー一同 え? どのあたりで? まったく感じない・・(など口々に疑問視する声があがる)
国際的な人材育成のためにはアクティブラーニングは必要
今枝 アクティブラーニングは、早くから欧米で取り入れられていました。「主体的、対話的で深い学習」とも呼ばれる学習スタイルです。先生の授業を一方的に生徒が受け身で聞くだけというスタイルとは違って、学習者が能動的に学習に取り組む学習法の総称としても使われます。
私は公立の小学校に通っていましたが、その時代よりは格段に増えているんですよ。文科省としてもアクティブラーニングを推奨して、教育現場に伝えているので、日々研修などを頑張っている先生がたくさんいるんです。私もそれをバックアップしようと頑張っています。
ではなぜ、海外は日本に比べて教育の変化が少ないのかというと、日本特有の問題があるのです。ここでみなさんに質問です。公立の学校の先生はどこの所属だと思いますか?
おか 公務員ですよね。
今枝 はい。もっというと、地方公務員です。小中学校の先生は市区町村の職員なんですね。高校は大体県立高校が多いので、都道府県の職員です。私学の場合は、学校法人などの従業員ですよね。
小脇 もちろんそれは理解しています。
今枝 みなさんは、国が決めれば、県や市区町村がそれに従うと思っていませんか? 実は、全然そんなことはないんですよ。
一同 えー!そうなんですか?どういうこと?
今枝 市区町村と国は平等という立場なんです。
小脇 では「よかったら、やりましょう!」という、投げかけのような感じですか?
今枝 そうなんです。「良い事例としてこのような方法がありますよ」「おすすめですよ」、「推奨していますよ」とは言えますが、「やれ!!」というような指揮命令系統はないんです。このことが、いつまで経っても、このスピード感になってしまうという理由の一つだと思います。もちろん我々も、先生たちも、必要だということはわかっているのですがこのシステム自体を変えないとなかなか変わらないというのが現状で、とても歯がゆい思いをしています。
教育現場でのデジタル化をもっと進めてほしい
池澤 子どもの教育の質を高めるということの一部として、デジタル化をもっと進めてほしいと思っています。私はシングルマザーで、息子が留学中で、娘は国内私学にいるんですね。一回一回すべての書類が紙でのやり取りで、とても面倒なんです。紙だと、その都度、印鑑を押した書類を公証役場に持って行って承認してもらわなくてはならないのです。
紙の母子手帳に記録されたワクチンのデータを書き写し、英訳して書類を作って……と煩雑です。すべての書類がデジタルで共有できないのはなぜなのでしょうか?
15歳の息子は海外の学校で、作文もテストも、すべてPC一台で完結しているそうです。どうして日本はそこに追いつくことができないんだろうと思って。いまだにテストは紙ですよね。単純に紙の削減にもなるし、デジタル化をもっと進めてもよいのではないでしょうか?
高橋 子どもが漢字の書き順を学ぶことは大切なことだとは思うのですが、それよりもタイピングを学ぶことも大事だと思います。大人になってあまり人前で字を書くことってないですよね。
小脇 たしかに、紙に手書きとなると、先生たちの負担も大きいんじゃないでしょうか。デジタル化についてはどうなんでしょうか?
今枝:もちろん進めています。この件に関しては、「もうまもなく変わります」というのが正直なところです。書き順や手書きの話がでましたが、私は子どもの頃から書道が苦手で、毛筆の字が……ひどいんです。書き順もダメなんです。いま、そのことを悔いています。
字を見られて恥ずかしい思いをすることがたくさんあるんです。また、海外で日本の文化を紹介しようと思ったとき、書道が上手だと盛り上がりますよね。私のような職業やマネジメントするような人は、直筆を求められることも多々あります。だから個人的には、手書きの良さも必要だなとは思っているんですよね。
おか 私は幼稚園と小学校の教員免許を持っているのですが、大体子どもの漢字を見ると、その子の書き順が正しいかどうかがわかるんですよ。書き順なんてといわれることもありますが、私としては、継承してきた日本の文化なので、知ることは大事だと思っています。
池澤 もちろんそれは理解できます! でも、それはきっと小学生まででよいですよね? 中学高校の英語の定期テストが全部手書きで、あの細かい線の中で書く位置が違うからミスとされてしまうということに、何の意味があるんだろうって思います。
高橋 外国の人はアルファベットを書くときにいろんなパターンがあるのに、日本でのアルファベットの書き方はこれじゃなきゃダメと、綺麗に線の中に収まるように書かせますよね。
池澤 でも、最近英検の作文はタイピングと手書きと選んで受験できるようになったんですよ。それは本当に大きな一歩だなと感じます。子どもにはすぐにタイピングの方で受けさせました。
書く内容の方が大事なのであって、書くスピードや綺麗に書けるかというのは、中学生になったらそこはもういいんじゃないかなって。
今枝 そうですね、中学生になればもうデジタルでもいいかもしれないですね。ただ、その子がどのようなキャリアを歩むかがわからない以上、小学生のうちに手書きで書き順を習ったり、毛筆をやっておく方がいいでしょうね。
デジタル庁ができて何が変わった?
今枝 デジタル化についてですが、母子手帳や子ども関係書類や、そのほか病院や学校、行政(公務)のデジタル化など、すべて、デジタル庁が各省庁と連携をして、いままさに整えているところです。
では、デジタル庁ができて1年半ほどですが、なぜすぐにできないのかとみなさん思われますよね。各分野、実はいろんなハードルがあります。たとえば1721の自治体、すべてシステムが違っていたんです。これを統一するだけでもかなり大変な作業です。でも、それが今後一気にデジタル化ができるようになります。
小脇 なるほど、システムが違っていたから、連携しづらかったんですね。
今枝 自治体をまたいで引越しをしたときの手続きなども、デジタルで一括でできなかったのはそういう理由からです。子どもたちが学校で使用しているタブレット端末も、導入から5年経つので、そろそろリペアが必要な時期です。そのリペアやWi-Fiの強化の予算もとってありますのでご安心ください。
池澤 それを聞いて安心しました。私はこれまでいろんな国で子育てをしてきましたけれど、こんなに手書きの書類が多い国は日本が初めてだったんです。願書から何から手書きですよね。
今枝 受験に関わること、これは学校の事務系のデジタル化も進めています。願書の話で思い出すのは、今年のはじめ、とある公立中学校の先生が、高校受験のための生徒の内申書を高校に送り忘れて受験できなかったという問題がありました。
先生は泣き崩れていたようです。それでその子の人生は大きく変わってしまったわけで。辛いですよね。学校の先生たちも悪気があったわけではなく、めちゃくちゃ忙しいんですよね。昔よりも保護者への対応の時間がおそらく何十倍だと思います。
不登校の子たちを学校に来させるのも、学校の先生の役目になっていて、給食費の滞納も昔よりも多くなり、それの回収までもを先生が行っているんですよね。この中に、金融業界で焦げつき債権を回収した経験のある方いらっしゃいますか?
池澤 あります! 私はヘッジファンド担当だったので。クリーニング屋さんまで追いかけて、回収するまで大変です。
今枝 大変ですよね。給食費の滞納があったら、学校の先生がそれをやるんですよ。本当に大変な仕事だと思います。そういった環境や、先生の負担なども減らしていけるように頑張っていければと思っています。
幸せな大人の姿を見せる教育が必要?
和田 でも現場の先生って、本当に熱い思いをもって懸命に指導にあたっているんですよね。2020年の学習指導要領で、非認知能力の柱を持った改訂をされたのですが、先生たちがやり方がわからないというところを私たち(BYBS)が伝えているんです。
今枝 素晴らしいです。
おか 私も先生の教育負担増を軽減したいと思います。先生たちが幸福になることが大切だと感じます。そうすれば、先生たちは子どもたちのために新しいことを学んでいこうという気持ちになると思うんです。
和田 先日、東京都の子育て支援員になるための講座に出席した際に、驚きのデータを見たんです。いまの若者、Z世代の人たちが、子どもを持ちたくないと思っている人の割合が45%ということなんですよ。子どもを産みたいと思うマインドになっていないことが、少子化の問題なんじゃないかと。
今枝 おっしゃる通りです。子育て政策でいくつも問題があります。まずは、そもそも恋愛に至らない問題……など。
愛波 アメリカでニュースになっていましたよ! 日本人男性がアニメのキャラクターと結婚式を挙げたという。びっくりしました!
今枝 恋愛に至らない問題は、賃上げで結構解決するということは、わかっているんです。男性は特に収入と恋愛が比例します。女性はそれほど顕著ではないのですが。なので、そう言った意味でも賃上げをがんばっています。
もうひとつは、いま、子育てをする上での問題点を除去するということしかできていないんですよ。日本は自由主義の社会ですから、そもそも困ったことを政治でなんとかするというのは得意なんです。でも、その一方で抜け落ちているのは、子どもをもってハッピーだとか、大変なこともあるかもしれないけれど、それが人生の素晴らしさの一つでもあるんだというイメージ付けをすることが政治家の苦手として、やれていないことだと問題意識を強くもっています。
小脇 子育てをしている人はハッピーだなと、いまの若い世代に思ってもらえていないのは、悲しいなと思います。もちろん大変なこともたくさんあるけれど、やっぱり楽しいし、幸せだということが伝わったらいいなとは常々思っています。
高橋 教育の中で、子どもをもつ人生、もたない人生についても取り上げていないですよね。子ども自身は自分の家庭しか見ていないので、自分の家庭がハッピーでなければ、子どもをもたないという選択になりがちで。子どもをもつもたないにかかわらず、人生にはこういういいことがありますよということを教えてくれると、子どもたちも未来へのビジョンがもてるのかと思います。
今枝 そうですよね。キャリア教育を私は15歳のときから進めているのですが、素晴らしい大人、たとえばここにいるメンバーのような人が教壇に立っていただけるといいと思っています。
性教育をもっとポジティブに
高橋 ちょっと性教育の話になりますが、いま「プレコンセプションケア」といって、卵子凍結などを含め、将来の妊娠を見据えたケアについて、患者さんからもっと早くから知っておけばよかったという声も上がっています。妊娠・出産がもっとポジティブなイメージで伝わっていればいいかと。
小脇 そうですよね! 日本の性教育は避妊に関しては教えてくれるけれど、妊娠についてはあまり詳しく教えてくれないですよね。
高橋 生理に対して教えても、閉経については教えない。現場で経験して悔しいなと感じているのは、卵子凍結をしたかったけれど、遅すぎたとか、閉経で悩んでいる人も、誰とも話ができないようです。情報不足であるということも感じます。
今枝 キャリア教育って、職業の話だけと思われがちですが、人生を教える教育が……。
池澤 まさに、ライフキャリアですね。
今枝 そうなんですよ。ライフキャリア教育の中で、いまのお話は教えていけるんじゃないかと思います。
もっとわかりやすい言葉で伝えてほしい!?
高橋 あともうひとつはお金の教育。今回のMOTHERS編集部の記事のテーマが「おこづかい」だったんですが、難しくてなかなか書けなくて。
子どもたちにとって、お金というものが悪いものだというイメージが強いようです。結婚して、子どもをもって……ということを考えると、自分がもっているお金をどうやって増やしていくのかということを子どもたちにも教えていかなくてはいけないと思っています。それが課題です。
小脇 私も学校でお金のことを話してほしいと思います。
今枝 実は私が文科省副大臣になって、アントレプレナーシップ教育を進めるために、プロジェクトチームを作って推進していこうとしています。(秘書さんに向かって)あとでみなさんにMEXT版スタートアップ2.0の構想の取りまとめ資料を送っておいて!
小脇 ネクストバースト……??? なんかやっぱり難しいんだよね、いちいち……。
今枝 え? しゃべっていることが?
小脇 そう、わからないです(笑)。摩耶さんやしづこさんは理解しているかもしれないけれど、私みたいな普通のママはわかんないんです。「お金のこと、話してほしいんだよな~」って思っているのに、いきなり「なんちゃら2.0」とか言われたら急に難しく感じてしまう。政治が遠く感じるのって、このせいもあると思うんですよね。謎の横文字長いネーミング。笑
今枝 なるほど…。笑
ざっくり言うと、学校の中で学ぶことと、社会に出てから必要になることが落差がハンパないので……。
小脇 そうそうそう!そうやって言えばいいのに!
池澤 それ、さっきの長い名前の資料に書いてあるの?
今枝 書いてないですね~(笑)。
小脇 そうやって政治家の方に「学校教育で学ぶことと、社会に出てからの落差がハンパないんですよね」って言われたら、みんな「ハンパないと思います!」ってなるじゃないですか。
今枝 だからそれを変えようと思って……
小脇 じゃあ、さっきのいらないじゃん! アントレなんちゃらかんちゃら……? もうまったく頭に入ってこない(笑)。
今枝 ごめんなさい(笑)。というか、今日のこの話ってだいぶ意識高くないですか?
小脇 いや、意識高いふうに思うかもしれないけれど、実際ママたちはみんな日々漠然と感じていることで……働くママだからという訳ではなく、専業ママからもお金の教育についての同じようなメッセージが来ています。
さらには中学生の子どもからもこんな質問が。
『海外では、お金の流れやしくみ、投資など、お金について深く追求する授業がありました。日本では税金のしくみくらいしか教えてくれません。NISAを推奨するなら、投資のメリット・デメリットを教えてほしいです』
子どもがお金を学ぶってすごく大事なことだなと。ママたちも漠然と「NISAってなんとなくよさそう」くらいしかわからない人は多いと思うんです。お金って汚いものではなくて、がんばって仕事をして稼いで、それが生活を豊かにする。使い方はそれぞれ。なぜか日本人はお金持ちに対して嫌なイメージをもっちゃっている。そういうところをぜひ改革してほしいと思います。
今枝 わかりました。
保護者の意識改革という課題
ボーク重子 今枝議員みたいな政治家が教壇に立って、病気だった子ども時代の経験から、誰かのために医者になり、そこからまた社会を変えたいと政治家になったという経験を子どもたちの前で話すだけで、最高の授業になると思います。
日本の教育は素晴らしくて、学力だけなら世界トップレベル。これは日本の先生はすごく優秀です。それに加えて「生きる力」を教える。コロナがあったりして、先生たちはすごく大変ですが、一生懸命変わろうとしています。今枝先生のような政治が「変える」といっているから、変わっていけると思います。
でもひとつ、問題があると思っています。それは保護者に教育が届いていないということです。私の専門は保護者の非認知能力を高めることで、子どもの非認知能力を高めることなんですよね。
学校は変わろうとしているのに、保護者のみなさんに情報が届かず、「学校では勉強だけさせてください」といわれてしまうんです。先生たちもせっかく文科省が進めている大人の学び直しとか、すばらしいことも、保護者から先生たちが応援されないから、先生はやりにくいだろうなと思うんです。
今枝 本当にそう思います。政治家の苦手なところは、ちょっと言い方が悪いかもしれませんが、国民のみなさんに対する啓発なんです。先ほど話に出ましたが「子どもをもつと幸せ」だというような啓発、このようなことが政治家は苦手なんですよね。
政治や政策だけで、日本が国民のすべての人が良くなるとは思っていなくて、官民の連携のようなことの必要性があると感じているんです。今回のMOTHERS編集部とのコラボもとても有意義なことだと思っています。
日本の教育は悪くない!むしろ素晴らしい
愛波 いまニューヨーク在住なのですが、今日お話しを聞いていて、日本の教育ってすごいなというのが率直な感想です。子育て支援も素晴らしい。でも、それが伝わっていないのが残念ですよね。
ニューヨークでは、保育園が月々30万とかするんです! セレブ保育園にいれているわけではなく、ごく普通の保育園がですよ。でも、日本は支援があるし、二人目が優遇されたりとか。もっと外を見て、日本の良さを知ってほしいと思う、小学校の教育もいいと思います。
日本人がアメリカに来て褒められるのは、礼儀正しい、コーチしやすい、聞いたことを素直に受け入れると言われる日本人を誇りに思っています。なので、日本人みんながいっているほど、悪くはないと私は感じます。
もっと自分のいる国の良さを知れると恵まれていることがわかるのではないでしょうか。保育園も小学校も「ありがたいな、先生たち!」と思って通わせてほしいなと思いました。親がそういう気持ちをもてたら、きっと日本の教育がもっと良くなると感じました。
今枝 ありがとうございます。がんばります!
まだまだMOTHERS編集部からの質問は、あふれるように出てきましたが、タイムリミットとなりました。今枝議員は答えきれなかった質問にも後日回答を約束してくれました。熱意ある文部科学副大臣、今枝議員のお話が聞けて、プロママたちも未来への希望がもてました。保護者もアップデートして子どもたちの未来を明るいものにしていきましょう。