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2024.07.02

FAMILY/家族・子供

編集長の部屋

自学=自ら学ぶということ # “楽しく学ぶ”アイディア帳 

 

今回のテーマ、「#楽しく学ぶアイディア帳。」

MOTHERS編集部メンバーは、プライベートでお付き合いがある方が多いので

お子さんのこともよく知っている……ことが多いのですが、

それぞれ個性があって、学ぶことが大好き! というタイプの子が多いのが特徴です。

 

どうやったら我が子もあんなふうに自ら学べるようになるのだろう〜なんて思って

それぞれに質問したい気持ちでスタートしたコラムでした。

 

私が今、気になっているのは最近、教育現場でよく耳にする“自学”という言葉。

字の意味のまま「自ら学ぶ」ということなのですが

学校によって取り組み方は様々で、自分の好きなことをひたすら調べてOKだったり、

先生に相談しながら学びを深めたりすることが多いようです。

 

日本の教育はどうしても、一方的に先生が前に立って一律に子どもに同じことを教えることが多く、

それが世界の中でも高い教育水準を保っていることにつながっている事はもちろん事実なのですが

自由な発想や、生き抜く力、クリエイティブな発想など、いわゆる非認知能力と呼ばれる力が弱い傾向にあるともされています。

 

「非認知能力を高めることは、自己肯定感を高めることにつながる」という情報を得て

自分自身が、小さい頃からとにかく自己肯定感が低かったことで、大人になってから、このままじゃいけない! と思い、ひたすら自己肯定感を高めるにはなんて本を読み漁って勉強し、

なんとか少しずつ自己肯定感をあげて頑張ってきた私としては
(とはいえ、今でも気を抜くとすぐにズンと落ちてしまうことがあるから悩ましい笑)

子どもたちには、この力だけはつけてあげたい! と思い、非認知能力を高める方法を乳児期から模索しておりました。

息子には、乳児期、幼児期はいろいろなことを試してみて、楽しみながら学ぶことを実践できていたかなぁ〜? と思っていて。

実際に小学校に入り、いわゆる「勉強」が始まっても、息子はなんでも新鮮! 楽しい! と

いった様子で、学ぶことを楽しんでいるなぁと感じていたのですが、3年生になり、ぐっと勉強量が増えたことで(漢字が増えたり、割り算、理科・社会が新しく始まったり)宿題も増え、遊ぶ時間が激減。

 

勉強をする際に今まではなかった「あ〜面倒くさいな〜」などと言ったり、後回しにして遊んだり……ということが増えてきました。

こちらも毎回「やったかな〜?」から、だんだんと「やったの?」「やりなさ〜い!!!!!!」と怒ってしまうので疲れます。

 

これでは勉強が楽しくなくなるどころか、自己肯定感まで下がってしまうのでは? と、どうしたものかと悩んでいたところ、

スポーツ大好きな息子は、学校でも帰宅後もとにかく体を動かしているので

どうやら、疲れもある&机にじっとしているのが好きじゃない模様(笑)。

息子の性格にあった学習方法はないか? と考えて、色々と調べた結果、週に1回ある漢字、算数のテストを息子が好きな勝負形式に変えてみました。

 

息子は、小さいころの仮面ライダーからはじまり、鬼滅、リベンジャーズと、とにかく「戦うかっこいいヒーロー」のストーリーが大好き。

なので、サッカーが強い、走るのが速いとかっこいいと本人が感じているのと同じように「勉強できるとカッコいいよ!」と伝えてみました。

 

勉強ができてかっこいい人の事例で、

息子が尊敬する学校のお兄ちゃんや、デスクメンバーであり小さい頃から息子を可愛がってくれている世永さんの息子さんなどの話を出してみて、そのお兄ちゃんたちがどんな風に楽しく勉強していたか? などを説明してみました。

 

さらに勝負形式が大好きな子には、ご褒美制度も有効という教育記事を読み、テストの点数によってご褒美制を導入してみました。

 

尊敬する兄さんの事例を出したことがよかったのか、ご褒美制度がハマったのか、

「テストだぜ〜!! うぉ〜!」(叫び声いらない笑)と、自ら何も言われなくても、テスト勉強をするように(これが自ら学ぶ?ということ?)。

 

もう3年生、まだ3年生。

少しずつ手が離れてきたし、離していかなくてはと思う反面、まだまだしっかり目をかけて、その子に合った環境を作ってあげることは必要だなと思った場面でした。

そしてきっとこの方法も我が子には合っているけれど、他の子に合っているかはわからない。

「勉強」となるとなぜだか他の子と比べたくなって、気になって、焦ったりする気持ちも出てくることもあるのだけれど、我が子をちゃんと見て、時には立ち止まって話し合ってみることも大切だな〜と思いました。

子どもが楽しく学べるように、親としても試行錯誤しながら頑張るぞ!

幼児期から、自然の中で学ぶも大切にしてます! リフレッシュもできて最高ー!

 

編集長 小脇美里

MOTHERS編集部 編集長。

ファッションエディター/ブランディングディレクター。

ママたちの絶大な支持を集め、数々のヒットを生み出すヒットメーカーとして、経済界からも注目を集める。
令和初のベストマザー賞・経済部門受賞。
鯖江市顧問/SDGs女性活躍推進アドバイザー。2児の母。

MOTHERS編集部 編集長。

ファッションエディター/ブランディングディレクター。

ママたちの絶大な支持を集め、数々のヒットを生み出すヒットメーカーとして、経済界からも注目を集める。
令和初のベストマザー賞・経済部門受賞。
鯖江市顧問/SDGs女性活躍推進アドバイザー。2児の母。

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