2024.08.06
自分で自分を盛り上げる。 #我が家のお小遣い事情
我が家のお小遣い制度
我が家にはお小遣いという制度はありません。
理由は単純で、私が正しい額の設定とタイミングが全く分からないから、です。
我が家は高校2年生のお兄ちゃんと、中学1年の姫がいますが、二人ともまあまあ遠い所へ毎日通学しています。
通学だけでもかなりの時間なので、お腹も空くだろうし、かなりハードな部活で二人とも日々汗を流しているので、
水分だって水筒だけでは足りない時もあるだろうし、お弁当じゃ足りなくて学食も使いたいかもしれない。
▲最近私がハマっているお弁当作り。節約にもなるし、栄養バランスや、色々とクリエイティブ要素が詰まっていてお弁当作りの可能性は無限大だなと思います。
▲どんなにボリューム弁当にしても食べ盛りには足りない!! 完食の出費はかなりの額ですよね。
こうなってくるとどこまでがお小遣いで、どこまでが日々かかるお金か分からなくなってしまい、必要な額をその時申告してもらい、渡す、という感じで基本はきました。
しかし! 高校生になって、色々と興味や生活範囲の広がったお兄ちゃんは中々それだけでは欲しいものがある時どうすりゃいいんだーとなったらしく、良いアイディアを自分で考えてプレゼンをして来ました。
因みに高校生ですがお年玉をまだもらえているのですが、ほぼ食費に消えているそうで……。
食べ盛りのお財布事情は色々大変そうです。
テストで稼ぐ!自分で勝手にモチベーションあげちゃう、ポイント制お小遣い
お兄ちゃんが考えたテストの点をポイント制にするアイディア。
・1点=20円
→つまり、点数が高ければ高いほど、お小遣いが増える!
・100点ボーナス!
→テストが100点だとボーナスポイントで、1点=100円になる。つまり……!
お兄ちゃんの学校は3学期制なので、年に6回テストがあるので、これとお年玉が彼のお小遣いとなっている。
そんな感じです。
元々数字やデータを集めるのが好きなので、
この自分で生み出したお小遣いルールをすごい楽しんでるみたいで、いつもテストが近づくと
よーし!! と言って何だかもはやワクワクしているようにも見えたりもしますが、そりゃあ、自分の頑張りがお小遣いにも直結するのでゲーム感覚もあり、重要課題でもあり、真剣です。
全ては自分のせい、なので、
自分ごととしてテストに取り組めるメリットもあるなあと見ていて思います。
そして何よりの利点は、テストを喜んで見せてくるところ。テストを見せないとお小遣いは手に入らないので、
中々色々なものを隠したくなる年代にはとても良い制度だなと思います。
期末テストは毎回かなりの科目数なので、結構な出費になりますが、出費が多いということは、
それだけ本人も頑張ったということなので、嬉しく思うようにしています。
私は正直勉強を自分がしてこなかったので、テストの点とか成績、にあまり興味はないですが、
決められたこと、元々わかっている事に対してできる限りの工夫と努力をする。という力と知恵があるということは
今後社会に出るにあたってすごい大切な事だと思うので、そういう意味でもこの制度はいいなーと思っています。
▲文房具が大好きなので、お小遣いはシャーペンに使うことが多いみたいです。後は友達とのご飯(笑)。教科や気分によって大切に使い分けてるみたいで、大事に保管しています。
我が家の姫も中学1年になり、いよいよ定期テストが始まるのですが、姫はこの制度は嫌らしく、お年玉で十分だそうです。本人が自分の自由になるお金が必要なタイミングがきたら、
また姫にお小遣いのルールを考えてもらうのも良いかなと思っています。
いずれにせよ、親が決めたルールではなくて自分から考えて交渉して、更に自分が決めたルールに則って頑張る。というのはお金を使う時の使い道も含め、よりありがたみをきちんと感じながら使えて良いのかなと思ったりしています。
あとはお金を渡すときに、このお金はパパとママが必死に働いて得たものです。心して使うように!! としつこく、毎回すごい目力を込めて伝えています。
お金に縛られるのではなく、頑張りの先に成果があり、成果によってモチベーションが上がり、更に次に進める。
そんな経験を少しずつ大人に向けしてもらいたいなと思っています。
▲姫ちゃんはお年玉をまだ使いたいものが見つからないようで、お花をプレゼントしてくれます。母の日だけではなく、ふとなんでもない日常にくれることも多く、いいのにーと言いつつ、その気持ちがすごく嬉しいです。