2024.05.14
環境を整えることからはじめよう! # “楽しく学ぶ”アイディア帳
子どもの学びの土台として、
身の回りのものや、学びのものの整理は大切な事の1つです。
「片づけなさい!」と言うこと自体、親の私たちにもストレスになりますよね。
身の回りの環境を整えてみることも大切ですので、私自身が実践していることの一部をお伝えしたいと思います。
選択する力を身につける
おもちゃや学用品など、お子様のものを片づける時
まずは【いるもの】【捨てるもの】
シンプルに2択からはじめましょう!
必要なものやいらないものは1秒でも判断できるものです。
一番困るのは迷ってしまうもの。
これはこのタイミングでは必要なものとして分けていきます。
何をとっておくのか、捨てるのか、などの取捨選択する力は、
優先順位を決めることにつながっていきます。
捨てるものはすぐ捨てられるようにしておきましょう!
次は必要なものの中から2択。
【今使っているもの】【今使っていないもの】で分ければOK。
今使っているものだけを、使う場所に置くようにすればいいのです。
これを何回も繰り返していくうちに必ずできるようになり、スピードもあがってきます。
お子様と一緒に作業する時は細かく分けすぎず少しずつはじめると、分ける作業のハードルはさがるはず!
「今日はこれだけやろう」「10分やろう」と最初にゴールを伝えるのもお忘れなく!!
自分でできる!を増やしていく
モノは1ヶ所にまとめて収納します。
幼稚園(4歳ころから)時代から「たからものいれ」を1つ作っていました。
そこにいれているものが変わっていくのでみていて楽しかったのを思い出します。
大事なものを管理する! ということはそれくらいの時期からもできることの1つ。
箱1つからできることなので是非やってみるといいですよ♪
我が家は4月から4年生になる息子がいるのですが、現在はランドセル周りに学習用品の予備を、自分で管理しています。
親としてサポートするのならば場所を決めてまとめてあげること。
文具類はここにある! という認識があれば自主的にそこにおくようになります。
一ヶ所にまとめて収納することにより、親子ともにハードルがさがり元に戻す習慣も身につきやすいですよ!
息子はサッカーをしています。
身支度をする時、練習の時に使うスポーツタオルだけ洗面所に置いていたので忘れることが多かったのですが、サッカーの時使うものをまとめた引き出しを作ったら忘れ物もなくなり、自身で使うものを入れておくようになりました。
最初から完璧を目指さず、行動を見て収納の場所を変えてみるのも一つです!
これくらいの年齢になると、学校や習い事で何を使っているのか親も分からないことが増えてきますよね。そのため本人が使うものを選んでもらうことが大切です。
使うものだけを1ヶ所にまとめておくことにより、本人も分かりやすくなり忘れ物もなくなるはず!
スケジュール、時間の管理
習い事など「ママー明日何かある?」「サッカーの練習ある?」と毎日のように聞かれる日々。自分でスケジュールの管理ができるように3年生からはじめたことがあります。
息子が自分で分かるように市販のホワイトボードを購入して可視化しました。
今は月初めに習い事や学校行事のスケジュールをみて一緒に書くようにしています。
お休みの日の予定もこれで完璧!! 「この日は何もないから友達と遊ぶ約束できるね!」と自分自身の予定を考えてくれるようになりました。
時間の管理もできるようになってきた年齢なので成長を感じることも多々あります。
「やりなさい」と強制するより「やれる環境を作る」ということが親としてサポートできることかなと思います。
片づけは、生活に密着した作業です。
整理整頓ができているお部屋は居心地がよいものです。
家族にとっても、子どもにとっても過ごす空間がすっきりと片づいていることは安心感があるはず。視界がクリアになると思考もクリアになり、何をするべきか判断もしやすくなるのではないかな、と思っています。
子どもと一緒にお片づけをすると普段わからない部分の性格がみえてきたり、好きなものがわかったり新しい発見がみつかることもあります。親の思い込みということもでてくるので、できるだけ一緒に作業してみて下さいね!
最後までご覧頂きありがとうございました!