2023.11.21
子育てと絵本 #我が家の本棚
心も体も急速に成長している娘
小学生3年生の娘は、急速に心も体も成長している過程にあります。
思わず「小3反抗期」と検索をしてしまったほどなかなか手強い(笑)。
ああ言えばこう言う、今までは素直に聞いていたことも、「なんで何回も言うの?」「わかってるって言ってるじゃん」と言いつつ、なかなかやらない。
まぁ、こういう時期なんだろうし、ずっと続くわけではないし、なんでも言えちゃう環境ってことだろうからあんまり気にするのはやめよう、と気持ちを切り替えたところです。
そんな急速な成長を遂げる娘ですが、この夏休みに学校の宿泊行事がありました。
提出書類の中に、「月経の有無」の項目があり、もうそんなお年頃かと少々びっくりもしましたが、前述のような急成長中の娘の様子を見ていると、月経や性について、誠実に伝えるべき時がきたんだなと思ったのでした。
絵本の力を借りて伝えてきたこと
これまでも、娘に知っていてほしいことを伝えるときは、絵本の力を借りてきました。
いろいろな家族の形があることを伝えたかった時に読んだ『いろいろいろんなかぞくのほん』、年長さんになった頃に知っていてもらいたかった『いいタッチわるいタッチ』。
特にこの2冊は絵が多く簡潔な文章で書かれているので、小さい娘にも理解がしやすかったようで、きちんとその考え方、捉え方が身についているように思います。
そして今回、我が家の本棚に新しく仲間入りしたのが『あっ!そうなんだ!性と生』。
もう間も無く迎えるであろう月経について、さらには性と命について、何も知らないまま卑猥でいやらしいもの、恥ずかしいこといけないことなど、無知がための間違ったイメージを持ってもらいたくないと思い導入した次第です。
へ〜、そうなんだ〜。モカもママのお腹の中で育ったよね〜。
こうなってるんだ〜。でもちょっと不思議〜。
などなど、一度に全てを理解できなくても、興味を持ち、尊い命の誕生について知ってもらえる内容となっていて、親子一緒に学ぶ、知ることの大切さ、そして何より、こういった本があることがありがたいと思ったのです。
学校での性教育では教えてもらえないとても大事なことを知ることで、性がいやらしいものではないこと、尊いことをしっかり理解してもらえたら。
それには、本の力を借りるのは理想的だと感じました。
最後にもう一冊。
『なんでもいっぱい大図鑑ピクチャーペディア』は、なんで? どうして? を解決してくれる親子で大好きな図鑑で、宇宙や惑星、化学や生物学、文化やくらし、スポーツと遊びや世界の歴史まで、たくさんの写真を見ながら学べる、なんとも楽しい一冊です。
「ママも昔はお猿さんだったの?」「地球は逆さまになるのになんで宇宙に落ちないの?」という、なかなか面白い疑問にもきっちり答えを出してくれる、親子に嬉しい頼れる図鑑は、本棚ではなくリビングに置いてすぐに見られるようにしています。
幼い頃のように本の読み聞かせはできていないけれど、一緒に学べる本を今後も年齢に合わせて、必要に合わせて増やしていけたらと思います。