2022.12.27
子どもの声に耳を澄ますこと #我が家の季節の感じ方
今回のコラムテーマは、我が家の季節の感じ方。
さすが、暮らし上手なMOTHERS編集部メンバーならではの、さまざまな季節の感じ方を知ることができて、私もとても参考になりました!
正直、私は子どもが生まれるまで“季節”を感じることはほとんどなく、プレゼントほしさのクリスマスくらいだったのですが(笑)。
子どもが生まれてから、夕方の日の落ち方が季節によって全く違うことを感じたり。
夏の暑さ、冬の寒さで遊び場を考えることで夏だ! 冬だ! と感じることができたり。
季節ごとの行事も、学校などを通して子どもが伝えてくれることで
あ! そうだった! お月見だね! お花見の季節だね。秋だね栗食べたいね〜。
あ、ハロウィンの仮装どうしようか? などなど……。
なんだか、子どもから教えてもらうことで、忘れかけていた“日本ならではの大切な季節”を思い出し、体験できることをとても嬉しく感じています。
先日も、十五夜の日に食いしん坊の息子が、明日は月見団子をみんなで食べるんだよ!! とリマインドしてくれました(笑)。
食後にお団子を食べ、お月見をしようか〜と話していたのですが、我が家からはちょうどビルの影になって見えにくかったので、お天気もよかったので外に散歩にいこう! となりました。
子どもがいるとほとんど夜に外に出ることなんてないので、なんだかそれだけでドキドキ。
3人で、お散歩しながら「で〜た、で〜た月が〜」なんて歌いながら丸い月を見上げながら散歩する時間はとっても幸せでした。
暗くて怖いよ〜という娘の手を、兄がぎゅっと握っていて優しいなぁと感じたり。
月の光に癒された夜散歩、子どもたちにとっては非日常な時間だったようで、次の日も嬉しそうに話していたのが印象的でした。
そしてちょっと前の夏の夕方の話。
娘を自転車に乗せ、夕焼け空を見ながら走っていていると「今日ね、自転車に乗れますように! 風が気持ち良くなりますように! お空がオレンジになりますように! って神様にお願いしていたんだ」と話してくれました。
夏の夕方のなんだかワクワクする気持ちや、自転車を漕いで風が気持ち良いという感情は、子どもがいなければきっと味わえないことで、きっとこの空の景色と、娘のキラキラした弾むような声は一生忘れないと感じました。
こうして考えると、今までだったら夏の夕方なんてあっという間に過ぎ去って、それを特別な時間と感じることもなかったけれど、
子どもを通して日常が、特別な瞬間に変わることってたくさんあるよなぁと感じたのでした。
だから我が家の季節の感じ方は「子どもの声に耳を澄ますこと」なのかなぁと。
子どもたちの目線から教えてもらえる季節を、これからも一緒に楽しみたいと思います!
<季節を知る、おすすめの2冊>
季節のことって意外と知っているようで知らなかったので、この絵本を見つけて買いました。
左は、幼児さんから一緒に読んで楽しめます!
右は、息子がこの行事ってどういう意味? などと聞いてきた時に、説明が書かれているので説明しながら一緒に読めるのでおすすめです。