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2022.12.20

FAMILY/家族・子供

冬もほっこり、おウチで親子工作 #我が家の季節の感じ方

年末の足音がほんのりと聞こえはじめ、じわじわ寒くなってくるこの季節。
季節鬱……とまではいかないまでも、物悲しさと焦燥感が漂うこの時期が昔はちょっと苦手でした。

けれど歳を重ね、結婚して、子どもも産まれて、そんな哀愁を感じる余裕もなくなってしまったのか、近頃では子どもと一緒に「冬はイベント盛りだくさんで楽しいね~!」なんて言っている自分を発見。都合の良い心境の変化を、可笑しく感じたりしています。

10月のハロウィン、11月は長男の誕生日、12月はクリスマスからの年末年始! と子どもの中ではかなりビッグなイベントが立て続けにやってくるこの数ヶ月。

夏の終わり頃から「今年の仮装はどうしようかな」とか「誕生日とクリスマスのプレゼントは何がいいかな」とか、本気でソワソワし始める子どもを見ていたら、そりゃあ楽しい季節にもなりますよね(去年あたりからハロウィンの仮装は恥ずかしがるようになっちゃったけど……残念)。

そんなイベント盛りだくさんでウキウキワクワクなこの季節。
親子のおうち遊びにもちょっと季節感を取り入れてみませんか? ということで、今回は最近我が家でブームになっている、プラバン工作をご紹介しようと思います。外遊びが寒くなってくる季節ですしね(笑)。

用意するのは100均にある白色プラバン。
透明のものが一般的かと思いますが、白色プラバンだと背景が透けないので、油性ペンでサクサク絵や文字を描くだけで、可愛い仕上がりになるのでおススメです! ちょっとザラっとした表面もペン先が滑らず描きやすい。

今回はブローチに仕上げたいなと思い冬モチーフのイラストを色々描いていると、次男が興味津々で寄ってきました(そりゃこんなのやってたら気になる!)。
まだ3歳で細かい絵は無理なので、雪だるま型に切り抜いたプラバンにお顔を描いてもらうことにしました。白色プラバンの白をそのまま活かしたデザインです。

プラバンは縮むと4分の1くらいの大きさになるので、元の絵は大きめに。油性ペンで直接プラバンに描くのが不安な方は別の紙に下絵を描いて、その上にプラバンを重ねてなぞってもOKです。

トースターで焼き縮めて裏面にブローチピンやピンバッジの留め具を付けたら完成!!!

少し手間がかかるのですが、余裕があれば表面をレジンでぷっくりさせると可愛さ増し増しです(直接レジンを付けると油性ペンが滲むので、ニス工程などが必要になります)。
レジンやブローチピン、ニスなども100均にあります。ピンバッジの留め具は100均では見かけなかったので手芸店やネットで。

簡単な割に、お友達にプレゼントしても喜ばれそうなクオリティに仕上がりました。

そして、次男の作品(右側の雪だるま)、めちゃくちゃ可愛くないですか!? 親の贔屓目??

子どもの大きな工作や画用紙の絵などは収納に困るので、写真だけ撮って泣く泣く処分することが多いのですが、これだと実用的&思い出として残しておきやすいサイズでいいなと思いました。

成長の節目節目でそのとき好きなものを描いて、ブローチやキーホルダーにして残しておくのもいいかもですね。電車とか恐竜とか、うちの次男だったら踏切、とか。

プラバンブローチ、今回は「季節の感じ方」ということで冬モチーフで作ってみましたが、小さなお子さんでも楽しめる工作だと思うので、普段のお絵描きや塗り絵遊びの延長で取り入れてみてはいかがでしょう。

トースターの中でキュゥゥ~ッとプラバンが縮んでいく様子は、子どもはもちろん大人が見てもワクワクしてテンションが上がるので、ぜひご一緒に!

田村 梓

スタイリッシュなハンドレタリング図案が人気の消しゴムはんこ作家。

スタイリッシュなハンドレタリング図案が人気の消しゴムはんこ作家。

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