2022.10.11
「非認知能力を知って私ができるようになったこと」非認知能力で、ママの毎日と育児をHAPPYに!BYBS連載コラムvol.9
グローバル社会でとても重要な能力として注目される「非認知能力」。
IQや偏差値など、数値化されたものや知識などを認知能力と呼ぶのに対して、自己肯定感、自信、主体性、自制心、やり抜く力、回復力、共感力、社会性など目に見えない数値化されない能力を「非認知能力」と呼びます。人間力や生きる力とも言われます。
近年日本の子どもの自己肯定感と幸福度の低さが問題視されていること、2020年の教育改革に豊かな人間性の育成などとして織り込まれていることもあり、非認知能力教育への関心が高まっています。ちなみにアメリカでは20年以上前から行われています。
とはいえママ自身が学校で習ったことがないという場合が多いと思うので、どうやって非認知能力を育んだらいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこで、MOTHERS編集部ではデスクメンバーのボーク重子さん率いるコーチングのプロフェッショナルチーム“BYBSコーチング”の皆さんに非認知能力の育み方を教えてもらう連載をスタートします!
ママ向け・子ども向けに、日常の中で非認知能力を高める、小さなコツやポイントなどを発信していきます。
今回紹介してくれるのは遥ともこさんです。
非認知能力を知って、私ができるようになったこと
こんにちは。BYBS非認知能力育児コーチの遥ともこです。
私が非認知能力をもっと知りたいと思ったのには、理由があります。
「我が子たちに私のような大人になって欲しくない」「でも何をしたら良いかわからない。いっそのこと私がそばにいない方が幸せに育つのではないか」と思っていた頃に、非認知能力に出会ったのです。
子ども達に自信、主体性、やり抜く力など、生きる力を育むためには、近くにいる親である私がまず手本を示すことが一番の教材になるのではないか。もちろん、私自身もこのまま人生を諦めたくないと強く思っていたタイミングでした。
学びを進めていく上でできるようになったことは、過去の生い立ちや環境、根深い実母との関係にずいぶん左右されていたけれど、よくここまで生きてこれたと自分を認められたことです。
そう、「自分にOKをだせる」ようになったのです。
そうすることで、過去の問題も気持ちの中で整理整頓でき、落ち着きを取り戻して、未来に目を向ける私になっていました。
新しいチャレンジにも2つトライしています。
これは非認知能力と出会って一年もたたない私の人生の大きな変化です。
近くでみていた友人も、半年の間で顔つきが違ってきたと言ってくれましたし、一年前は夫が悩む私を病院に連れて行こうとしていたくらいでした(笑)。
親の顔色ばかりをみて“いい子”で育った私は、やっと今、人生を自分の足で歩むスタート地点にたっているのかもしれません。
今の私は過去が積み上がったもので変えられないけれど、未来の私は今の積み重ねでいくらでも描くことができます。
きっとあなたも自分にOKをだせば、自分に吹く風が変わることに気づくはずです!
遥ともこ
香川県出身
小学生双子+完璧主義実母との3世代同居
人生の主導権は必ず自分の手のなかに!