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2022.09.01

FAMILY/家族・子供

MYSELF/自分のコト

「子どもの幸せのために私がしていること」非認知能力で、ママの毎日と育児をHAPPYに!BYBS連載コラムvol.3

グローバル社会でとても重要な能力として注目される「非認知能力」。

IQや偏差値など、数値化されたものや知識などを認知能力と呼ぶのに対して、自己肯定感、自信、主体性、自制心、やり抜く力、回復力、共感力、社会性など目に見えない数値化されない能力を「非認知能力」と呼びます。人間力や生きる力とも言われます。

近年日本の子どもの自己肯定感と幸福度の低さが問題視されていること、2020年の教育改革に豊かな人間性の育成などとして織り込まれていることもあり、非認知能力教育への関心が高まっています。ちなみにアメリカでは20年以上前から行われています。

とはいえママ自身が学校で習ったことがないという場合が多いと思うので、どうやって非認知能力を育んだらいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。

そこで、MOTHERS編集部ではデスクメンバーのボーク重子さん率いるコーチングのプロフェッショナルチーム“BYBSコーチング”の皆さんに非認知能力の育み方を教えてもらう連載をスタートします!

ママ向け・子ども向けに、日常の中で非認知能力を高める、小さなコツやポイントなどを発信していきます。

今回紹介してくれるのはまつばらやすよさんです。

 

子どもの幸せのために私がしていること

我が子に幸せになって欲しい、自分で幸せな人生を切り開いて欲しいと、子どものために毎日頑張ってるのに、現実はうまくいかず、イライラガミガミしてしまい悩んでいるママはいませんか?

子どもが幸せになるために私が唯一していることをご紹介したいと思います。

私には中学1年の息子と年長の娘がいます。息子は、小さい頃は、何かダメってなると、全てが終わったくらいにネガティブになり、やけくそになって怒りをぶつけていました。そんな息子に「こうしなきゃ! こうしないと!」とできないをダメ出しをして私が直さないとと思ってしまい、息子は更にふてくされてしまいました。条件をつけたことで、私がそれを息子にクリアさせようと必死になり、もちろんうまくいかずにイライラしてしまい、笑顔どころか、いつも怖い顔をして疲れきってしまっていました。

残念ながら、幸せに条件をつけてしまうと、幸せが下がってしまうのです。つまり、条件をつけなければ、幸せは上がるんです。

息子は観察力があるからこそ慎重で、だからこそ計画を立てて、自分なりにこれなら大丈夫と練るタイプです。だからこそ一生懸命やった分、悔しさが大きく出てしまう。そのくらい全力で立ち向かってる、という強みでもあります。これが息子、息子の個性。

こうすべき、こうしなきゃと、と幸せのハードルが高すぎると、何も見えなくて何でも「無い、無い」と思ってしまうけど、ハードルを下げると、自然と見えてきます。無いことも、あることに気づくことができるのです。そしてそれが幸せに繋がるんです。

子どもの幸せのために私がしたこと、それは、子どもをありのまま受け入れるだけ。個性を受け入れるだけ。
良いところも悪いところも、できるもできないも、あるも無いも、丸ごと全部がその子。

ありのままを丸ごと受け入れると、無いにとらわれるどころか自由になれるんです。
そして、変わることを求めるより、いるだけで目が眩むような光を放っているその子の存在を、ありのままを受け入れられ、何よりも子どもの自信に繋がります。

私達大人も一緒。自分が自分である時が一番パワフル。一番いい状態。
ありのままに意味がある、パワーがあることに気づけると、本当に伸びていきます。

中学1年になった今は、何事にも目標目的を持ち、自分に出来ることを一つ一つ行動し、壁にぶつかっても必要な過程だと軌道修正しながら行動し続けている息子に出会えました。

また、幸せかどうかって自分で決めるんですよね。幸せって本人が幸せと感じたら幸せで、幸せって感じなければ幸せにはなれない。だから、幸せって感じたもん勝ちだと思います。

幸せになるために、自分が幸せを感じていること。そのためには、今しかない今を感じて大切にすること。
「今」にピンを打って、今あるものを感じてみると、ストップモーションのように幸せをいっぱい切り取ることができます。幸せって身の回りにゴロゴロあるし、シンプルなんです。

幸せでいるために、個性を大切にすること、それだけ。

小さい頃の息子の件があったので、年の離れた娘は全てを受け入れて、娘の今を大切にするようにしています。目の前にはいつも最強の娘がいます(笑)。

 

まつばらやすよ

BYBS非認知能力育児コーチ、2児のママ
ありのままのしなやかな強さを引き出すコーチング

MOTHERS編集部

MOTHERS編集部 運営チーム・STAFF

MOTHERS編集部 運営チーム・STAFF

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