2022.08.02
MOTHERS編集部エディター連載【ママゴト。vol.7】一度きりの夏!2つの柱で一緒に大きく成長する夏にしよう!
世の中にたくさん存在しているママの「生活の知恵」。でも案外、そういったママのリアルなアイデアは、生活本や子育て本には書いていないもの。
こういったリアルな知恵やアイデアをコラムでお届けすることで、ママが抱える小さな悩みやストレスを少しでも減らし、頑張るママの毎日をもっとHAPPYにしたい! そんな思いから、MOTHERS編集部にて新連載をスタート致しました。
その名も、ママにまつわる様々なこと『ママゴト。』
暮らしを楽しむプロであるMOTHERS編集部のエディターメンバーが、ママの毎日をラクに、楽しくするための“ちょっとしたコツ”をリレー形式で綴ります。
第二回目のテーマは「夏の計画帳」。
梅雨を過ぎるとあっという間に夏の始まり!
コロナも少しずつ落ち着きはじめ、今年の夏は世間的にもお外へも出かけやすい雰囲気が流れており、2年越しに夏のお出かけ計画を立てているママも多いはず。
とはいえ、充実した夏を過ごすためのアイデアは一人ではなかなか浮かびにくかったりするのも現実。
そこで、エディターメンバーのリアルな夏の計画帳を伺ってみました。
お子さんと一緒に行うチャレンジングな体験から、夏を元気に乗り切るママのための過ごし方など様々なアイデアが集まりました。
今年の夏を充実させるためのヒントにしてみてはいかがでしょうか。
今回紹介してくれるメンバーは國塩 亜矢子さんです。
一度きりの夏!2つの柱で一緒に大きく成長する夏にしよう!
長い夏休み……でも、長いようで毎年振り返ればあっという間なんですよね。
小3男児&年長女児と過ごす2022我が家の夏休み。
さぁ、今年はどんな風に組み立てようか。
子育て期間は自分のことは後回しで大変なことも多いけれど、あとで振り返れば、戻りたくても二度と戻れないかけがえのない時間の積み重なり。
この夏も親子で目いっぱい楽しみつくすために「夏の計画帖」を考えてみました!
コロナ禍で大きく成長した子どもたち
心も体もひと回り、いやふた回りほど大きく成長した子どもたちと迎えるこの夏。
いつの間にか「できるようになったこと」がぐんと増えたここ数年。
長引くコロナ禍で確かに制限の多い時間でしたが、制限が多いからこそ、子どもたちなりに自ら考えることや気づいたことがあるようです。
特に「家庭内での役割分担」については、我が家の環境が特にカオスだった年明け頃に一度「家族みんなのハッピーのために一人一人ができることをやろう!」「ママが大変すぎるから何を手伝えるか皆で考えてみよう」と家族全員で話し合った日をきっかけに、大きく変わったと感じています。
料理のお手伝い、お風呂の掃除、洗濯物のハンガーを取る、自分の洗濯物は自分で畳んで収納する、たまにお皿洗いをしてみる、などなど。
もちろん遊びの方が楽しいお年頃なので、毎日お手伝いに励むわけではありませんが、私が「ヘルプサイン」を出すとすぐに動いてくれるようになったのは大きな変化!
家族の趣味であるファミリーキャンプの際も、テントやタープの設営など積極的にお手伝いに取り組む様になりました。
「手がかかる小さい子どもたち」が「小さいけれど立派な戦力要員」に成長していく……。
そんな子どもたちへの感謝の気持ちも込めて、この夏は楽しい思い出とともに大きく成長できる体験を、親としては準備したいなと計画中です。
夏休みだからこそ!意識したい「2つの柱」
①新しい体験をしてみる
文字通り、兄妹それぞれの成長フェーズに寄り添って、新しい体験させてあげたいと考えています。大きな事ばかりじゃなくてもいい。
例えば「毎朝コップに牛乳を冷蔵庫から出して自分でこぼさず入れてみる」でも「旅先の自然の中で宝物を見つける」でもOK!
新しい体験なので子どもたちの選択肢やアイデアは限られています。ここは親として「世の中にはこんなこともあるんだよ」「今度こんな体験してみない?」と、様々な選択肢を提案してあげたい! と思っています。
スイミングを少しだけ楽しいと思い始めた娘には、海での楽しい体験を。海の景色、潮の香りや変化、海の生き物との出会いを親子で味わえるといいな、と計画中! 大好きな水族館で「見るだけ」とはまた違う体験を何かできるといいな。
スポーツ大好きな息子。特に野球はチームに入っているほど大好きなので、調整がつけば「夏の甲子園(高校野球)」観戦に連れて行ってあげたいな! と密かに思っています。
TVとはまた違う「本物の臨場感や感動」を味わうことで、またひとつ、新しい感情が彼の心に残るのではないかと考えています。
②目標を立ててチャレンジする
これは新しいことでなくてもいい。野球少年の息子なら「バッティングセンターで時速●キロの投球を打てるようにする」「おつかいに毎週2回は行く」など。
ダンスを始めたばかりの娘なら「ダンスの振り付けを1か月で完全に覚える」「たまに行くキャンプ場にあるクライミングでもっと上までいけるようにする」など。
小さな目標でも成功体験を重ねることで自分に自信がついて、大きく成長できるはず。親としてもサポートしがいがあるものです。
つい「できないこと」に目が行きがちな子育てですが、「小さな成長や成功」を見逃さず、一番の味方として、褒めたり時に相談にのりつつ、どうやったらうまくいくかを一緒に考え“親子でチャレンジできる夏”にしたいなと考えています。
「チーム化意識」で「原体験」を作りたい
新しい体験やチャレンジのためには、いつも以上に家族のベースとなる「チーム化」を意識することが大切。
なかなか会えない祖父母との時間、会えなくても想う気持ちも大切に。
大人も子どもも思いやりの気持ちを忘れずに刺激しあい、サポートしあえる対等な関係でいたいもの。
人生で一度きりの今年の夏。
どんどん成長する子どもたち。
彼らの記憶に残らなくても、心の中で「原体験」となるような新しい経験や景色を、家族で一緒に積み重ね、親子で成長できる夏になりますように!