2022.06.14
想像力や記憶力を試す!カードゲームで盛り上がろう #どうする?雨の日の過ごし方
子どもたちはゲームが大好き! 中学校1年生の長男と小学校1年生のふたりで、1台の任天堂スイッチ取り合う……なんてこともあります。実はお父さんもゲーム好き。何もゲーム機を使うだけがゲームじゃないよね! ということで、家族で楽しめるカードゲームを楽しむことにしました!
関西人の血が騒ぐ!?「ツッコミかるた」
私も夫も関西出身。私は吉本興業にいたこともあるので、「本物のツッコミ!」を目の当たりにしたことがあります(笑)。芸人さんの鋭いツッコミを目指して、ツッコミかるたでバトルしてみましょう!
黄色と白の両面になっているかるたです。黄色い面には、トークテーマが書かれています。白い面にはツッコミのセリフが書いてあるので、それを使って素早くツッコミを入れた人が勝ちというゲーム。
「最近している健康にいいこと」というトークテーマをお父さんが引きました。長男が「えーえっと……」といいながらモジモジします。次男が「とりあえずトイレ行けよ!」といってカードを取る!というような感じ。
カードを多く取ることも楽しいのですが、どれだけ「相手のボケを察知してツッコめるのか」というところを我が家では醍醐味としています。コミュニケーション力UPにもつながるかもしれませんね!
子どもが圧倒的に優勢な記憶力で勝負!
次は「POSE CODE(ポーズコード)」というゲームです。このゲームの設定がまず、おもしろい! とある学園で謎のエイリアンの侵略がはじまって、先生と親たちがどんどんエイリアンの手先に変えられてしまうのです。キッズたちはスパイチームを作って、暗号として「ポーズコード」を使い、秘密の言葉で会話するという物語。
カードは2種類に分かれています。ポーズが描かれたカードと、暗号とするメッセージが書かれたカードです。上の写真の2枚のカードでいうと、「(ママ)ガ」をいうときに、ムキムキポーズをとります。「オコッテル!」というときに、ひとりの人がオリジナルポーズを考えて見せます。
つまり、ひとつの暗号につき、定型のポーズ+オリジナルポーズ、ふたつのポーズを覚えなくてはいけません。しかも、正確さが求められますから、かなり頭と体を使います! ひと通りのメッセージを覚えたら、それをチェックしていくような感じでゲームを進めます。
動きを覚えておくのって、結構むずかしいもんですね! 子どもたちの方が、圧倒的に記憶力がいい(笑)。大人が覚えていられなくて、動画を撮って見返して正解を確認していました。このゲームは、幼児さんからおじいちゃんおばあちゃんまで、みんなで楽しめそうですね。
想像するお話が兄弟同士で通じあう!?
最後は「ヒットマンガ」というかるたです。いろんなテイストの漫画がカードに描かれています。一般的なかるたでいうところの、「絵札」と「読み札」は枠の色以外は同じ。同じ絵が2枚ずつあるということです。まずはひとセットをみんなに見えるように並べます。
絵には吹き出しがついていますが、ネームと呼ばれるセリフが入っていませんよね。読み札を順番に1枚ずつ引いて、セリフを考えていいます。それを聞いたほかの人が、どのカードのことなのかを予想してカードを取るというゲームです。
そもそも文字が書いていないので、文字が読めない小さな子も参加できます。これがとっても盛り上がるのです! お友達兄弟が来た時に一緒にやったのですが、兄弟同士で通じ合うのか、ほかの人には理解できないのに、弟がいったセリフを聞いた瞬間に兄がそのカードを当てる! ということが多発。「えー! いまのでなんでわかるの?」と説明がつなかくておもしろいです。
我が家にはほかにも、いろんなカードゲームがあります。みなさんもぜひ、雨の日用にカードゲームを用意してみてはいかがですか? きっと晴れの日も「カードゲームしよ!」と子どもからリクエストがくると思いますよ。
保育園の送迎が辛かった、雨の日の思い出
「雨の日」と聞くと思い出すことがあります。次男が生まれたばかりの頃、長男は年長さんでした。歩いて20分ほどかかる保育園に通っていたのですが、次男を抱っこして、大雨の中、大きな荷物をもって徒歩で帰ることになりました。私の気分は憂鬱以外の何でもなく、無になって歩くしかありません。
そのときに長男がいいました。「雨が降って嫌だなと思う人がいるなら、雨が降って喜ぶ人もいるの?」と。「そうだね、雨を喜ぶ人って誰だと思う?」と答えてからはふたりとも足取りが軽い! 「お花さん! 田んぼや畑の人! 傘屋さん……」などと言い合っているうちに帰宅できました。長男のおかげで楽しく帰ることができたので、夕飯の支度をしている間、長男に足湯でほっこりしてもらうことに。この足湯にとても感動してくれて、最後には「ああ、今日は雨でよかった」といってくれました。
このことを昨晩、ちょっぴり反抗期の長男にいってみたら、「え? そんなこといったっけ?」と照れ笑い。いつまでも忘れたくない、雨の日の思い出です。