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2022.01.13

FAMILY/家族・子供

WORK/働く

2021年の漢字 #2021年どうだった?

 

絆。

私的、2021年の漢字。

音楽業界で働くわが家の夫(以下大将)は、週末はライブやイベント、平日は会食ととにかく1年中駆け抜けていて、いつも本当に家にいなく、MOTHERS編集長の小脇さんと会う度に、私たちワンオペの女神だよね(笑)と言って励まし合いながら、子育てをここまでしてきました。

そして2年前、コロナ禍になり、生活は激変。
大将が夜ご飯の時間に帰ってくる……。
土日に……いる……。

正直嬉しい! の前に、今まで3人で肩を寄せ合いながら過ごしてきた時間に、
急にすごい存在感で大将が登場し、なんだかぎこちなく、違和感が……。
夕飯を作る量も違うし、土日の過ごし方も全く変わり、
4人で過ごす時間に慣れるのにだいぶ時間がかかりました。

そのままコロナ禍が収まらないまま、あっという間に1年が経ち、2年目へ突入した2021年。
いつの間にか4人で食べる夕飯や、4人で過ごす週末は日常になり家族皆にとって、なくてはならない時間となりました。

コロナ禍の家時間で大将も家事を覚え、掃除や洗濯、料理まで出来るようになり、
外へと出られない分、一番小さな社会である“家族”で肩を寄せ合い、手を取り合い、
この未曾有の事態を安全に、いかに楽しく過ごすか、という日々を静かに過ごした1年でした。

卒業謝恩会も入学式も出来なかったお兄ちゃんは中2になり、部活も中止のままリモート授業が始まり、小4の娘もリモート授業、私もリモートワークで、家族4人が一つ屋根の下。
とても大変な状況だけれど、なんだかかけがえのない時間のような気がいつもしていました。

いつか巣立つ子どもたちと寄り添う時間を、忙しい日々の中で立ち止まるチャンスを神様がくれたのかなとも思うようになり、家にいる思春期の子どもたちとの愛おしい時間を大切に過ごしました。

そして、徐々にコロナが収まり、部活も再開し、授業もリアルに切り替わり、少しずつ日常を取り戻し始めた中、安心する気持ちと裏腹に、家族でずっと一緒にいるのがデフォルトになり、お互いの時間と場所で別々に過ごすことが、不安で寂しく心細いというはじめての感情が湧いてきました。

この一年で沢山の当たり前が失われ、楽しみも失われた分、
身近な、目の前にある小さな幸せに気づく事も出来た。そんな一年でした。

仕事面でも気づけばアップサイクル商品、ヴィーガン、プラントベースなど、地球のため、誰かの笑顔や未来のための新しい挑戦の日々で、2021年は私たち大人が、子どもたちの未来のために何が出来るかを本気で考え、行動する時がきたよ、と教えてくれた。そんな忘れられないターニングポイントの年だったように強く感じています。

絆。

何かがあった時に支え合える家族、仲間、そして社会。
思いやりを糸で紡ぐ。当たり前の大切さを地球規模で痛感した2021年。
一生忘れない想い深き、思い出深き一年でした。

コロナ禍なので、大将が手作りご飯でバースデーをお祝いしてくれました。
2022年のラッキーカラーは黄色だから!と黄色縛りのご飯、プレゼント、お花、そしてドレスコード! で貴重なお家バースデーをお祝いしてくれました。

Upcycle byOisixのアップサイクルチップス。大根の皮、ブロッコリーの茎。
地球に優しいは美味しい。をテーマにフードロスを美味しく解決するプロダクトを一人でも多くの人に伝えたい。そんな想いを込めて取り組んでいます。

すっかり料理上手になった大将が作ったタコスのアボカドの種を植えたらこんなにスクスク。お家時間で家の中にグリーンがたくさん仲間入りしました。

世永 亜実

MOTHERS編集部 特別顧問。

(株)GOOD NEWS 取締役
オイシックス・ラ・大地(株)Brand director。

MOTHERS編集部 特別顧問。

(株)GOOD NEWS 取締役
オイシックス・ラ・大地(株)Brand director。

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