2021.12.14
MOTHERS編集部エディター連載【ママゴト。vol.4】モンテッソーリから教わる最高な時短術
世の中にたくさん存在しているママの「生活の知恵」。でも案外、そういったママのリアルなアイデアは、生活本や子育て本には書いていないもの。
こういったリアルな知恵やアイデアをコラムでお届けすることで、ママが抱える小さな悩みやストレスを少しでも減らし、頑張るママの毎日をもっとHAPPYにしたい! そんな思いから、MOTHERS編集部にて新連載をスタートすることになりました。
その名も、ママにまつわる様々なこと『ママゴト。』
暮らしを楽しむプロであるMOTHERS編集部のエディターメンバーが、ママの毎日をラクに、楽しくするための”ちょっとした”コツをリレー形式で綴ります。
第一回目のテーマは「わたしが実践している時短術・時短アイテム」。
あっという間に過ぎていくママの毎日。気づけばヘトヘトで一日が終わっている……というママも多いのではないでしょうか? なんでもいいから少しでも時間を節約できて、その分を自分の時間や家族団らんの時間に使えると嬉しいですよね!
整理収納から料理、ファッションなど、ママの暮らしに関わるあらゆることにおいて、エディターが実際に活用している時短術・時短アイテムをご紹介します。
皆さんも、エディターメンバーのリアルな知恵やアイデアを、日々の暮らしにプラスしてみませんか?
今回紹介してくれるメンバーは山本えみさんです。
モンテッソーリから教わる最高な時短術
現在2才と4才の娘たちとの日々は、愛おしさとカオスで溢れています。
コップの水をジャー……。
朝ごはんの後、床はパンくずだらけ……。
もう! 1日何回掃除すればいいの!?
自分で掃除しなさい!!!
心の余裕がなくなると、こんな些細なことでイライラしてしまい、
「早くこんなお掃除担当おばさんから解放されたい!」
「次買う家電は、絶対にお掃除ロボット!!!!」
と何度も、床を拭きながら絶望してきました……。
子どもはできないのではなく、やり方を知らないだけ
しかし、1年前からモンテッソーリ教育を専門に勉強している私は、
この教育からたくさんの育児のヒントをもらっては、
幾度となく、”絶望的な育児”から”楽しい育児”へと転換してきました。
「子どもはできないのではなく、やり方を知らないだけ」
モンテッソーリ教育の開発者
マリア・モンテッソーリが残したこの言葉を知った際、
私は、床に牛乳やパンくずをこぼす娘たちに
「自分で掃除しなさい!」と叱っている一方で、
「娘は、ただ床の拭き方を知らないだけなんだ……」とハッとさせられたのです。
子どもは、見て覚える天才
その日から、私は小さく切った雑巾を瓶に入れ、その瓶を娘たちが届く位置に置きました。
そして、掃除が必要な時に、そこから1枚雑巾をとり、
まずは私が拭いて見せながら、娘に掃除の仕方を伝えました。
それからというもの、
娘たちは、水をこぼしたら、自ら雑巾を1枚とり、拭き上げてくれるように。
特に幼児期にいる子どもは、
「自分でできた!」ことに喜びを感じるお年頃。
そんな子どもの達成感も満たしながら、
ママの仕事も減るなんて、嬉しすぎではありませんか……!!
もちろん便利な家電、グッズに頼ることも
たーーーーーくさんある我が家。
しかし、少し視点を変えてみると
子どもの「自立」が、最高の「時短」になるんだということを
モンテッソーリが教えてくれたのでした。