2021.12.06
MOTHERS編集部エディター連載【ママゴト。vol.2】サブスクや取り寄せで夢旅・時短・社会貢献!新しい暮らしのカタチ
世の中にたくさん存在しているママの「生活の知恵」。でも案外、そういったママのリアルなアイデアは、生活本や子育て本には書いていないもの。
こういったリアルな知恵やアイデアをコラムでお届けすることで、ママが抱える小さな悩みやストレスを少しでも減らし、頑張るママの毎日をもっとHAPPYにしたい! そんな思いから、MOTHERS編集部にて新連載をスタートすることになりました。
その名も、ママにまつわる様々なこと『ママゴト。』
暮らしを楽しむプロであるMOTHERS編集部のエディターメンバーが、ママの毎日をラクに、楽しくするための”ちょっとしたコツ”をリレー形式で綴ります。
第一回目のテーマは「わたしが実践している時短術・時短アイテム」。
あっという間に過ぎていくママの毎日。気づけばヘトヘトで一日が終わっている……というママも多いのではないでしょうか? なんでもいいから少しでも時間を節約できて、その分を自分の時間や家族団らんの時間に使えると嬉しいですよね!
整理収納から料理、ファッションなど、ママの暮らしに関わるあらゆることにおいて、エディターが実際に活用している時短術・時短アイテムをご紹介します。
皆さんも、エディターメンバーのリアルな知恵やアイデアを、日々の暮らしにプラスしてみませんか?
今回紹介してくれるメンバーは國塩亜矢子さんです。
サブスクや取り寄せで夢旅・時短・社会貢献!新しい暮らしのカタチ
暮らしをちょっと楽しく・便利にしてくれる、お取り寄せやサブスクリプションサービス。意外と長引くコロナ禍でこれらのサービスがより身近になりましたよね!
かくいう私もその一人。ここ1年ほど我が家は、農家さんからのお野菜定期便と、全国漁業連盟が運営されている魚介類のお取り寄せサービスを毎月活用しています。
買い物に行く回数を減らせるので、浮いた時間を在宅ワークや家事・子どもとの時間に回すことができてとっても効率的! ちょっとした旅気分を味わえるのも嬉しいポイントです。
①お野菜のサブスクリプションサービス
石川県能登半島にある「高農園」さんが自然栽培にこだわって育てられた野菜やエディブルフラワーを毎月定期便で活用しています。
こちらはもともとレストランやホテルなどプロの料理人向けにお野菜類を育てられ納品されていた農家さんなのですが、コロナ禍で納入先の外食産業の多くが休業を余儀なくされ、手間暇かけて育てられた大切な野菜たちを廃棄して無駄にすることなく、どうにか活用できないか……ということで、期間限定で一般消費者向けへの販売を始められました。今では期間限定ではなく定期便サービスができ、一般消費者としては嬉しい限り……!
購入することでコロナ禍による食材ロスを減らす活動に参加できる上、買い物に行く手間を減らせて、しかも高品質な食材や珍しい食材が手に入るだなんて嬉しい限り。プロも納得の高品質のお野菜たちなので、味が濃くてとってもおいしいんです。
毎月届くお野菜は季節によって内容はもちろん変わりますが、定額制なので天候不順による野菜価格の変動に大きく悩まされることもなく、毎月どんな野菜が届くか家族みんなでとても楽しみにしています。石川県の伝統野菜も必ず入っています!
すぐに使い切れなさそうな葉野菜類やパプリカなどは、届いた翌日までに洗って食べやすい大きさにカットして冷凍保存を。こうすることで食材を腐らせて無駄にしてしまうということもなく、料理の時短にもつながります。
おすすめの食べ方や畑の様子などもお手紙で同封して下さるので、生産者さんと直接つながっている実感もあり、家族みんなでありがたく食材を頂いています。
お野菜が入っている大きな段ボール箱を、遊びの天才・子どもたちは一番楽しみにしているようですが……毎月小さなおうちや船が作られています(笑)。
②魚介類のお取り寄せサービス
我が家では「ギョギョいち」というサイトで魚介類を毎月取り寄せています。
新鮮なうちに高度な冷凍技術で冷凍した全国各地の商品を味わえるので、まさにおうちで旅行気分! こちらも、コロナ禍で観光客が減り消費が激減した全国各地の漁業をサポートできるという嬉しい仕組み。
東京のスーパーではなかなかお目にかかれないような産地ものが多く、心も胃袋も満たされます。ほとんどの商品が解凍するだけ・切るだけ・焼くだけですぐに食べられるので料理の時短になり忙しい日に本当に重宝しています。
何よりどれも新鮮でおいしい! 気に入ったものは我が家の定番として毎月購入し、
「今月は●●県のこれもおいしそうだし買ってみる?」
なんて会話で家族と盛り上がりながら、貴重な食材を味わい尽くしています。
食材のサブスクリプションやお取り寄せは、コロナ禍前はもしかすると多くの人にとって別になくても困らない「ちょっと贅沢なサービス」だったかもしれません。
でも今や、快適な暮らしのためになくてはならない「時短のための便利なサービス」や「社会貢献ツール」の一つにもなっています。クラウドファンディングで生産者さんを支援する仕組みも大幅に増えましたよね。
子育て世代の私たちだからこそ、これらのサービスを活用することにメリットがあるのではないでしょうか? 子どもたちへの食育やSDGsにもつながりますし、家族でそういったことについて話し合うきっかけにもなるでしょう。上手に活用すれば食費の削減にだってつながります。
仕事に家事に子育てに……何かと忙しい毎日が少しでもラクに、そして楽しくなるサービスや商品を皆さんも探してみて「いいな、我が家に合いそうだな!」と思うものに出会ったら是非取り入れてみて下さいね!
インナービューティー料理研究家・フードコーディネーター
國塩亜矢子