2021.08.02
直接会えない代わりにお手紙を送ろう #夏の準備
帰省は我慢の日々。連絡はマメに取るように
私の実家は兵庫県の山の中にあるので、長期休みはのんびり田舎を満喫しに帰る! というのが恒例ではあるのですが、関東から関西という長距離移動になってしまうため、たぶん多くの皆さんと同じように昨年からずーーーっと帰省はできずにいる状態。
実家では母が一人暮らしをしているので、先日2歳になった次男が赤ちゃんの頃にもっと抱っこさせてあげたかったな……とか、小4長男が庭仕事のお手伝いやウォーキングの付き添いをしてあげたら喜ぶだろうな……とか、この状況にモヤモヤと思うところはあります。
でもできないことを挙げ連ねたところで致し方なし。状況が落ち着くまでひとまず帰省は我慢我慢! で過ごしている訳です。
ただ、直接会えない代わりに、みんなが夕飯を食べている時にテレビ電話を繋いだり、子どもたちの何気ない日常写真や動画を送ったり、以前よりマメに連絡を取るようにはなったかな? とは思います。
紫陽花デザインの消しゴムはんこ作りに挑戦
そんな中でも今回ピックアップしたいのは、お手紙。
テレビ電話で孫たちの声を聞くのももちろん喜んでくれますが、親世代にとってお手紙はまた格別なようで。モノとして手元に残って、手触りと共に何度も見返せるのが良いのでしょうね。年賀状、誕生日、暑中見舞い等々これまで子ども達と一緒に送ったお手紙は冷蔵庫に貼ったり、ファイルに入れたりして大切に残してくれているみたいです。
いつもは子どもが描いたイラストや、私が作った写真ハガキにメッセージを書いて送ったりしているのですが、今回は長男と一緒に消しゴムはんこで少し早い暑中見舞いを作って送ってみようかなと。
作るのはこの季節定番の紫陽花デザイン。田舎の母も好きな花。
紫陽花はひとつ小さな花形のスタンプを作ってそれをたくさん捺せば仕上がるので、初心者でも挑戦しやすいモチーフなのです。
刃物を使うからということでこれまで息子に本格的な彫り方を教えたことはなかったのですが、ちょうど最近学校で彫刻刀を使い始めたということもあり、今回チャレンジしてみることにしました。
私が作ったサンプルを参考にしながらではありますが、下絵も自分で描いて、はんこ用の消しゴムに転写して。アートナイフで少しずつ彫り進めていきます。
最初はハラハラしながら見ていたのですが、案外上手に彫ることができてお母さんちょっとびっくり。
花と葉っぱをひとつずつ彫り終わると、インクの色も息子が自分で選んでペタペタ。赤系と青系それぞれ4色ずつくらい使ったのかな? 私の凝り固まった頭では作れない、子どもらしい鮮やかで可愛い紫陽花が完成しました。
思ったより紫陽花がスムーズに仕上がったので、落款(らっかん)風のスタンプも追加で作って捺すと作品がグッと引き締まりました! こちらももちろん息子作。
絵手紙が趣味のおばあちゃんが大喜びしてくれそうな、なかなか素敵な作品が出来たと思います。
息子も消しゴムはんこチャレンジが楽しかったようです。自分で作った葉書を何度も見ながら「いいの出来たよね~」と満足気(可愛い笑)。次は恐竜スタンプを作ってみたい! とのこと。良かった良かった。
コロナ禍で色んなことがひっくり返ってしまった世の中ですが、こうした小さな”楽しいこと”を見つけながら家族みんなで穏やかに過ごしていきたいなと思う今日この頃。
息子が手紙に書いていた通り、夏休みにはゆっくり帰省できる状況になっていますようにー!