2020.10.08
「写真を飾って」自己肯定感をアップ!子どもたちがよりよく生きるためにママができること #ママ的サステナブル
難しい問題も意外と身近なこととつながっている
Ai です。
今回主にお話しすることは、SDGs とサステナブルについてです。なんだかとても難しそうですよね……?
先日「SDGsについて知っていますか?」と編集部の方から聞かれたとき、私は正直全く知りませんでした。ネットで調べても「経済? 貧困?」となんだかとても難しそうだし、毎日自分の生活のことだけで精一杯で、お恥ずかしい話、今まできちんと考えたことはありませんでした。女性の社会進出、貧困や格差をなくすことなどはどれも素晴らしいことだし、大切なことだとは思いましたが、なかなか身近には感じられず、「このことについて私には無理ではないですか?」と正直に相談してみました。
でも、その時教えていただいたのは、確かに難しく感じるかもしれないけど「SDGs」や「サステナブル」って実は、私たちの生活の中で意外と身近にあるものなんだということでした。
例えば、子育てしているママなら、最近よく話題になる子どもの自己肯定感を伸ばすことも、実は「子どもたちが未来をよりよく生きること」につながるということなんですよね。
褒めることで向上する子どもの自己肯定感
私はもともと本を読むのが好きなのもあり、育児本だけでも今の時点で数十冊ほど持っているのですが、その本の中にも自己肯定感のことについてはたくさん出てきます。
自己肯定感とは、「自分の存在を肯定的に認められる感情」のこと。
自分に自信のある子は「おもしろそう! やってみたい! がんばれる!」といった前向きな気持ちになりやすく、何か壁にあたったときや、悩みがあったときも積極的にチャレンジし、自分で乗り越えていけるといわれています。
その自信を育むには、まず自己肯定感を高めてあげることが近道だそうなんです。
でも、実は日本の子どもは内閣府の調査などでも他の先進諸国と比べて自己肯定感が低い傾向にあると言われていて。
そうはいっても母親自身も、我が子にもそれを伸ばすには根気がいることは確かだし、目に見えての評価ではないし、何が正解かもわからないですよね。……やはり、なんだかとっても難しい(笑)。
だけど、私が好きで撮っている「子どもの写真」が実は自己肯定感を伸ばすことにつながっているそうなんです!!
以前、写真展を富士フイルムさんと一緒にやらせていただいたのですが、その時に教えていただいた言葉で「ほめ写」というものがあります。
写真が子どもの自信を引き出すということで、これも実は「子どもの自己肯定感」を高める取り組みなんです。
「ほめ写」って何? というと、簡単に言えば「写真を飾って、子どもをほめる」、ただそれだけです。
例えば、試合や発表会などで頑張っている姿や、何かを成し遂げたときの写真を飾る。その時に子どもが頑張っていたことや、達成したこと、夢中になっていたことを思い出してほめてみる。「この時こんな風に頑張って素敵だったね」「一生懸命で、かっこいいね!」「大変だったけど、頑張っていたよね」などなど。「私を認めてくれている」「僕をちゃんと見てくれているんだ」ということが、子どもの自己肯定感に繋がるそうなんです。
あとは、「無条件ほめ」と言って家族で撮った写真や、赤ちゃんの頃の写真などお気に入りの写真を飾って、「こんなに小さかったのに大きくなったね〜」「みんなでお出かけして楽しかったね〜」「にこにこ笑顔がかわいいな!」など、「あなたがいてくれるだけで、ママもパパも幸せよ」などと伝えることで、子どもは無条件に愛されていることを実感し、自己肯定感を高めることができるそうなんです。
実はこれ我が家でも結構な頻度でやっていて。しかも私は、できるだけオーバーに褒めるようにしています(笑)。思ったことは口に出してちゃんと伝えてあげた方がいいなって思っているので、子ども相手でもちゃんと言葉で、伝えるようにしています。
そしてほめられた時の子ども達の誇らしげな顔がなんとも言えない表情で。あぁ、嬉しいんだな〜ってことが伝わってきます。
また、時には子どもにカメラをお願いして私やパパのことを撮ってもらい、その写真を見て「すごい上手! 天才だね〜!」なんて言ったりもして楽しんでいます。
普段の、そうした何気ないプラスの言葉掛けでも自己肯定感につながっているということ。私の場合は写真のことになりましたが、写真以外にも日々の子どもへの接し方でも
どんなに小さいことでもいいから「ほめる」ことが大切なのかなと思います。
そしてそれはやはり子どもと過ごす時間が長い親であるからこそ、意識して心がけるだけで全く違うのではないかなと思っています。
私たちの言葉かけ一つが、子どもたちの自己肯定感を上げることにつながっている。
育児をしていると、どうしても日々目にするのはニュースよりも子ども向け番組、外に出るのはスーパーか公園という人も多いですよね。私も子どもが幼稚園に入る前までは、ふと社会から取り残されているのではないか? と感じる瞬間がたくさんありました。
でもこうやって、自分の子どもへの愛情表現が、将来社会で活躍する子どものためになると思うとなんだかとても嬉しく思えるし、ママ自身の自己肯定感も上がるのではないかなと気付きました。
未来を守るには、小さな努力を一人一人がしていくことが大切
今サステナブルという言葉をよく耳にしますが、身近でいうとレジ袋の有料化もそのひとつですよね。私はレジ袋が有料化する前からカゴに入るタイプのマイバックを持っていましたが、有料化もあって小さく畳める自分好みのマイバックを新調して、買い物の度に少しルンルンしています(笑)。そんな小さなことでも、未来の大切な人のためになることができるのは素晴らしことですよね! 最近娘が「夏って地球がお熱出ているのかな?」なんてことを言っていましたが、私たちの子どもの頃に比べてそのお熱が高くなりすぎていますよね……。この先の未来を守っていくには、今の環境をプラスの方向に少しずつ変えていく努力を一人一人がしていくことが大切で。私も教えていただく前までは、恥ずかしながら「大変だな」と、どこか人ごとでしたが、少しでも調べてみるとたくさん環境に優しい商品なども今はたくさん選択肢として出てきているので、最近は子ども達が寝た後にサステナブル商品を見るのも楽しみの一つになっています! サステナブル商品のバッグは最近買ったお気に入りです。
⻑くなりましたが、子ども達の未来のためにこれからママとして私にできることを考えて行動していきたいなと思います。