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2020.12.04

FAMILY/家族・子供

SDGs

大事にしたいのは「何を」食べるではなくて、「楽しく」食べること。食品ロス問題を解決するために自分にできることは #食べること、生きること

「食べることは大切にした方がいい」 「家族の為に“食”に気を配るのが、いい妻・いい母」
時々そんな言葉がしんどくなってしまうことがあります。

私は食べることは大好きですが、自分で準備するのは別問題……。買い物をして、献立を考えて、バランスよく作るという作業が苦痛になってしまう日は正直多いです。

食べることは大切なことだし、自分や家族の身体に直接入るものだからこそ気を付けなくてはいけないのは十分分かっています。でも毎日は続かないんです(笑)。

今は良くも悪くも世間の食卓を目にすることができちゃいますよね。SNSなどを見て私全然できてないな~なんて落ち込む日もあります。

リアルな生活はお惣菜を買うこともあればテイクアウトをすることも多い。自分はちゃんとした「ママ」をやってあげられてないのではないか……と責めてしまうこともあります。

でも、自分の思う「完璧」を手放して「自分にできること」を取り入れていけば、気持ちが楽になるのではないかなって思います! 我が家の「食」にまつわることを今回はお伝えできたらなと思います。

大事にしたいと思っていることは「何を」食べるではなくて、「楽しく」食べるということ

手抜きの代名詞、カップラーメン(笑)。家で食べるより断然外で食べると美味しい!! 我が家はキャンプに行くのですが自然の中で食べるカップラーメンは最高に美味しいんですよね!

自然と会話も増えて楽しい時間になります。自粛中はベランダで食べていたこともありました。
気分を変えて楽しく食べる! 簡易なモノでもいつもと違う場所で食べてみる。そんなことだけでも楽しい時間になるはずです。

あまり食べてくれない息子に対して、私自身が考え方を変えてみたこと

息子が大人と一緒のご飯を食べるようになってから、栄養バランスを意識して作っている時期もありましたが結局食べてくれないことが多くて、いつも凹んでいました……。時間をかけて作ったのに食べてくれないのは、すごく切ないですよね。

色々見た目や味を試行錯誤して工夫をしては失敗。新しいおかずは食べないという子どもの強い意志……完敗でした(笑)。

そうなると「せっかく作ったのに」と私もピリピリ。食卓が「楽しい場」ではなくなり「試練の場」になってしまっていつも怒ってばかり……。そんな食事の時間は楽しくないですよね。栄養素のあるものを食べさせなくては、という想いから必死になっていました。

カップラーメン、レトルト食品を子どもに食べさせるのは「悪」だと思っていた私でしたが、試しで買ってみたキャラクターのパッケージのレトルトカレーは、まぁよく食べる食べる(笑)。

オマケのシールが目的かもしれませんが、「食べることを楽しむ」、それでいいかなって思うようになりました。

「おいしい! おいしい!!」と目をキラキラさせて食べる息子に複雑な想いではありますけどね(笑)。

ただ好きなモノばかりというのも気になってしまうので、苦手な食材は少量にして競争形式。これがうちの場合は効果的でした。

自分の子どもに合わせたやり方でいいかなって思うようにして、少し柔軟に考えるようにしていきました。

怒ってばかりの食卓から楽しく食べられる食卓にする方が我が家にとってベスト! コレでいいかって今は思っています。

食品ロス問題を解決するために自分にできることは

次に普段の生活で気を付けていることについてです。

食べ残し、売れ残りや期限が近いなどさまざまな理由で、まだまだ食べられるのに捨てられてしまう食品「食品ロス」。日本の食品ロス量は年間600万トンを超え、毎日大型トラック(10トン車)約1,700台分の食品を廃棄しているそうです。

そう聞くとビックリしてしまいますよね。消費者の私たちにできることは家庭内の食品ロスを減らすということではないでしょうか?

私自身お片づけの勉強をしている時に食品ロスの問題を知りました。そこから意識をするようになって実際に自分の範囲でできることをしています。

我が家では冷凍保管している食品が多いのですが、パッケージのまま入れるとかさばるので基本的に詰め替えて保管します。ただそうすると賞味期限が分からなくなってしまうんですよね。

そこで実際しているのはマスキングテープに賞味期限を書き、冷蔵庫本体に直接貼る管理法。

色々試しましたがコレが一番目につくし、簡単なので続けられているうえ、賞味期限が短い食品から使おうという意識をするようになりました。

次にスーパーで買い物をする時です。賞味期限がより長いものを買おうと、棚の奥から商品を取りがちですよね。

自宅で消費するタイミングを考えて長いものを選ぶ場合もありますが、すぐ使う食品は棚の手前から取るようにしています。そうすることでスーパーでの食品ロスがおさえられるのかなと思っているからです。

ほんの些細なことなのですが自分たちにできることを少し意識するだけで微力ながらも貢献できるのではないかなって思っています。

食に関して意識を常に高く持つことってハードルが高いことでしたが、日常生活の中で自分にもできそうだなってことをみつけて実行していく、その姿を子どもにも見せていく。

そういうことで連鎖がうまれてこれからの未来へ繋がっていくのではないかと思っています。

食べる時間を楽しんで自分でもできることをしていく! 大きな声で話せるようなことじゃないことも書いてしまいましたが……(笑)。

これがリアルな生活です。最後まで読んで頂きありがとうございました!

上田 麻希子

家族が幸せに過ごせる整理収納術を推奨するライフスタイルアップコーディネーター。

家族が幸せに過ごせる整理収納術を推奨するライフスタイルアップコーディネーター。

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