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2020.12.02

FAMILY/家族・子供

SDGs

食事の仕組みを見直すきっかけになった先生の言葉 #食べること、生きること

食についての悩み

こんにちは、整理収納アドバイザーのnikaです。
子育て中のママは子どもの食について悩みがある方も多いのではないでしょうか? 私には7歳(小学1年生)の娘がいます。食が細く「食べてくれない」ということに子育て中は日々悩み、そして大きな課題でもありました。

 

食事を見直すきっかけとなった先生の言葉

子どもの食についての悩みが多くある中、娘が保育園に入園した頃に担任の先生からこんな言葉をかけてもらいました。「〇〇ちゃん、今日は給食を完食しておかわりまでしましたよ」。普段、自宅では完食なんてほどんとしない娘が、おかわりまでしている? 正直、信じられない気持ちでした。先生に何度も確認したことを今でも覚えています。

その時、先生から話をしてもらった「自分で食べる量は自分で決めてもらっている」という言葉がとても印象的でした。食品ロス解消や、完食できたという達成感を感じてもらうために、食べ始める前に自分が食べることができない量は減らす、食べることができる場合はおかわりをするという取り組みをしているということでした。このことが自宅での食事について見直すきっかけになりました。

 

自分が食べる量は自分で決める

食事の栄養バランスやこのくらいは食べて欲しいという思いから、食事前に“食べられる量を確認する”ということをほとんどしたことがありませんでした。食が細い娘で、ご飯の量ひとつとっても、子ども用お茶碗に初めからほんの少ししか盛っていないので減らすという発想がなかった私には、先生からの言葉はとても印象的でした。

食事前に「食べられそう?」とワンクッション入れることで、自分が決めた食べる目標を持つことができる。苦手なものも「残す」ではなく最初から「減らす」ことで少量なら頑張ってみようと思える。仕組みを変えたことによって、子どもの気持ちの変化はすぐに感じることができました。
それでも毎回完食、とはいきませんが、自分が決めた量を完食できた時には「ぜんぶたべられたよ! みて、みて!」ととても嬉しそうな表情を見せてくれます。小さなお茶碗が空っぽになっている様子、娘のそんな表情を見ることができると母として嬉しく思います。そして、ほとんど聞くとこができなかった「おかわり」も今ではたまに聞けるようになって、少しずつではありますが食べることに前向きになっている様子が分かります。

 

少量でも食べたことに目を向ける

子どもの食について一番悩んでいた頃を振り返ってみると、あっという間にくる子どもとの食事の時間に、また食べてくれない、どうしたら食べてくれるだろう、と私自身食事を楽しむことができず、きっと怖い顔をしていたのかもしれません(それほど、当時の私は必死だったのだと思います)。

以前は食べないことや残すことに目がいってしまっていたのですが、食事前のワンクッションを入れることで少量でも“食べたこと、完食したこと”に目を向けることができるようになったことは大きな変化でした。最近ではやっと好きな食べ物も少しずつ増えてきて、一緒に作る楽しみもでてきました。お手伝いを通して食べ物に興味をもってもらえたらいいなぁとも思っています。

 

食べることは生きること

1日3食、毎日必ずくる食事の時間。食べることは生きる上で欠かせません。楽しく美味しく食卓を囲みたいと思っています。そして「食べることができた」という小さな達成感を日々積み重ねていくことで、残さず食べる習慣を身につけていってもらえたらいいなぁと思っています。そしてそれはフードロス解決にも繋がることなので、日々の暮らしの中でできることから取り組んでいきたいと思っています。
週に一度の買い出し前には冷倉庫をさっと整理する、賞味期限や優先的に使いたい食材を確認する、無駄なものは買わないなど、食品をムダにせず使い切ることを心がけています。未来を担う子どもたちのためにできることを、これからも取り組んでいきたいと思っています。

nika

"スッキリと暮らす"仕組みづくりが得意の整理収納アドバイザー。

"スッキリと暮らす"仕組みづくりが得意の整理収納アドバイザー。

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