2020.11.19
自己肯定感を上げる家族ゲーム #自己肯定感って、なに?
しりとりや連想ゲームがブームの我が家。新たなゲームは
最近、車の中でしりとりや連想ゲームがブームな我が子3兄弟。やり取りを聞いていると、言葉の選択に子どもの成長がみられ感動できる。
でも、この間は1時間以上のドライブにさすがに飽きたのか、不思議なゲームを始めた。名付けて、「家族メンバーそれぞれのイイところを10個」ゲーム。
恥ずかしそうにスタート。まずはお父さんのいいところを10個。中でも面白かったのは
・ミチ(飼い猫)の抱っこが上手なこと(4歳娘)
・高いものでも、自分の為なら頑張って買うこと(7歳息子)
・家のこと、何もしなくても、怠け者でも、堂々としている(息子たち)
大人から見れば、いいところ? と思うところばかり。
次に子どもたちのいいところ10個、次はママ、と順々に言っていく。
最後は、皆笑顔。いつもは喧嘩が絶えない兄弟なのに。
だけど、良いところって、最初5個くらいはスムーズに出てくるけど、あとの5個はなかなか出てこない。
そんな中、30年くらい前に大学の心理学講座で学んだ「ジョハリの窓」を思い出した。
自己には「自他ともに知る自己(開放の窓)」「自分だけが知る自己(秘密の窓)」「他者が知る自己(盲点の窓)」「誰も知らない自己(未知の窓)」があるようだ。
自己肯定感を育むためには、「自他ともに知る自分(開放の窓)」の領域を大きくしなくてはならないという。そうなると、まずは自分とは誰なのかを知らないとならない。
なので、翌日は思考を変えて「自分の良いところを10個」ゲームをした。こちらの方が案外大変。親としては日頃、あんなに褒める努力をしているつもりなのに……。
おそらく、単に形容詞のバリエーションが少なすぎるという問題もある。
だけど、このゲームを始めてから、自称「料理が上手」な長男は、その日新しい料理にチャレンジしてくれたし、自称「書こうと思えば字がきれい」な次男は宿題のノートを丁寧に書いてくれたし、自他ともに認める「お絵描きが得意」な長女は作品作りにふけり、3人ともいつもより張り切っている。なおかつ、3人曰く「優しくて可愛いママ(盲点でした)」でいられるよう、私も張り切って1日過ごせた。
このゲーム、しばらく続けていきたいと思う。