2020.11.25
子ども達には最大限の愛情を伝えていきたいし、自分自身を愛せる人になってほしい #自己肯定感ってなに?
さて、今回のテーマは「自己肯定感」について。
これは我が家にとって大きな課題というか、常に心がけていることのひとつでもあります。
でもなんせまだ我が子を一人前に育て上げたわけでもなく、手探り育児の真っ最中なので偉そうなことは言えませんが、私なりの考えをまとめてみようかなと思います。
大人になってもオールマイティな人なんていない。子どものワクワクすることを見つけてあげたい
私が大人になってから気付いたことのひとつに、特に日本人は悲観的になりがちと感じることがあります。
もっと自分を愛してあげてー! って思うこともよくあります。
だからこそ子ども達には自分を愛し、得意なことを伸ばしてほしい。学んだことはインプットだけではなく、アウトプットする力もつけてあげたいなと思っています。
我が家の2人の子ども達は決してお勉強が大得意なわけではありません。得意、不得意がすごくはっきりしています。
私はそれでいいと言っています。
不得意な教科に対してイヤイヤ時間をかけるなら、得意を伸ばせばいいと思っていますし、大人になってもオールマイティな人なんていませんよね?
だったら「これが得意だから任せて!」と言える人になればいい。
将来、自立する時に自分の価値をしっかりプレゼンできればいいと思っています!
子ども達は本来、学ぶことは大好きで嫌いな子はいないと思うので、我が家では“こうあるべき!”と親のエゴだけで優等生になってほしくて学ばせるのではなく、ワクワクする方法を見つけてあげることから始めました。
幼少期はヨコミネ式教育法やら、はなまる学習会やら、モンテッソーリなどとにかく何が向いていて、どんな風にしたらこの子は伸びるのか調べ尽くしていた日々もありました。
その結果、学習面の算数では、息子は地道にやることが得意なので公文で計算式を学びグングン成長。
娘は結果重視で表彰されることで伸びるタイプなので珠算を選びました。
兄妹だから同じとは限らないので、常にその子に合った学び方を提案しています。
我が家で実践している“質問返し”
私は仕事をしながら家事育児をして、子どもたちの学習面まで完璧に見られないのが現実なので、そこは他の方の力をお借りすることにしています。
だってそれは、それを得意とする人が教えてくれるわけだからお任せです(笑)。
2人は学んだことを共有しようと話してくるのでその時間は聞くようにしています。
我が家は褒めて伸ばすよりも、質問返しをしています。私が作業しながらでもできますからね。
この質問なら得意気に返してくるだろうなと思うことをあえて投げかけて
「えー! すごーい! 勉強になるわぁー!」
「それでそれで??」
と言った感じで、もっと話したくなるフレーズ返し(笑)。
実は興味がなくてもそれでいいんです。満足気に話してくれたらそれでよし。
「うんうん! なるほど!」と聞いていたらまた次も必ず話してくれます。
そこから家族として大切な“ほうれんそう(報告、連絡、相談)“にも繋がるので、とても大事な時間。
毎日の宿題にある音読も、こちらは一回じっくり聞けばストーリーを覚えてますよね?
そこですぐサインで済ませるのではなく、
「主人公はあの時どんな気持ちだろうね?」
「あの場面ででてきたあの子は今後どうなると思う〜?」と想像を膨らませて、
「ママはこう思うんだけど、どう?」
ってとにかく質問。
要するにズボラ育児なんですが、これの繰り返しで我が家はとにかく会話が多いです。
質問を投げかける力と答えようと考える力を身につけてあげることは、日常で身につくことだし、少しのサポートでできるので親子で楽しんでいます。
そして繰り返しが苦手な娘に1日1回、一緒に歴史や地理の暗記をする時間をつくること。
これはもう遊びの一環なんですが実はすごく効果的で、私はゴロゴロしながらストップウォッチを片手に、
「いくよー! よーいスタート!! がんばれー!」
と言ってるだけ。そう。ほんとに応援してるだけ。
でも日に日に結果はついてくるので、できた時の褒め方はうるさいレベルです。
「すごいすごいすごーい! できると思ってたよ!」
そういうと、はなまるをつけて自信満々の笑顔に。さて次のミッションへ……てな感じで日々過ぎていきます。
苦手意識を変えてあげられるし、身についた知識は自信にもなるので大事な日課のひとつです。
子どもに“干渉しすぎない”がモットー
学習面だけではなく、生活面では“干渉しすぎない”をモットーにしてます。
実際はすごく気になりますけどね(笑)。
親の選んだお友達と親の監視下の元でだけ遊ばせることもあるかもしれませんが、それは安全面なども踏まえて幼少期だけにしています(ある程度の範囲まで)。
親から見て良かれと思う友達だけと遊ばせたり、子どもが好きで仲良くしたいお友達なのに環境の違いや悪い噂で遊ばせないというのは、わたしからしたら言語両断!
社会経験は自ら経験しないと身につきません。
お友達と喧嘩をしたり、時には仲間外れにされたり、いいことや悪いこと、子ども同士で約束をして待ち合わせるなど、親のいない場所での冒険心や失敗。
干渉ばかりされたら親に隠れて悪いことしませんでしたか? わたしはそうでした(笑)。
人の気持ちは人が教えてくれるものだし、そこは本人が自ら学ぶもの。
頭ごなしに「ダメ!」とは言わずにまず見守る。
毎日のほうれんそう(報告、連絡、相談)ができていれば何も不安なことはないです。
子どもはいつだって冒険心で溢れているから、最低限のマナーとルールさえわかっていれば、「これはいけないことかも」と分かるはず。
そこを教えるまでが大変と思いがちだけど、普段の自分が当たり前にしていることを子ども達は見ています。
挨拶は教えるのではなく見せて覚えさせるものだし、教えてなくても母国語を話せるようになるのと同じで子どもはどんどん吸収するので、「ん?」と思うマナー違反は注意して、なお且つ自分が気をつける。
我が子の前で、「うちの子なんて……」とか悲観的なことを言ったりする方もたまに見かけますが悲しくなります。
自分の口から出した言葉はどんな形であれ、自分に返ってきます。
我が子を褒められたら、「そうなんです!」と同意してあげたらいいと思います!
子ども達の世界にも、大人には理解できない楽しさもたくさんあるから
大人がお酒を飲んだりランチしたりするように、子ども達にだって自分だけの時間と環境があったらいいなと思っています!
親ができることは言葉の投げかけと環境作り、そして栄養満点の食事作り
自分の考えをしっかり持ち
自分に自信を持って
自分の環境を築きあげ
プラス、将来の夢があればパーフェクト!
生きてくのは自分だから!
賢いだけがお利口ではないし、今の時代はAIにはないコミュニケーション能力が求められているから
親ができることは、言葉の投げかけと環境作り、そして栄養満点の食事作り!
ママだってどこかで手抜きをしないと爆発しちゃうので、息抜きをしながら
子育てを“頑張る”のではなく、楽しめばそれでいいんじゃないかなって思います。
結論、子どもの自己肯定感を伸ばすには、まずはママである自分自身を愛してあげることから。
私も昔は自分に自信はありませんでしたが、子どもたちとこうした日々を過ごしているうちに、今は子ども達が「大好き」と言ってくれる自分が好きになりました!
だから子ども達には最大限の愛情を伝えていきたいし、自分自身を愛せる人になってほしいです。