2020.11.11
子どもの「好き」を親がサポートしながら強みや個性を伸ばして可能性を広げていきたい #自己肯定感って、なに?
親が漠然とした固定概念をなくすことも大切
人生って限りがあるよね! 将来こうして生きていたいよね! そのためには……といった会話を最近よく夫としています。
そんな目標に向かって、1日1日を大いに味わって、なるべくなら楽しく生活していきたいなと思っているんです。
「今日という日は、この1日しかない」そんなことを少しでも感じながら生活するのとしないのでは、これからの生活が大きく変わってくるはずです。
何かに追われて生活するのではなく、自分でコントロールしながら追っていく! そんなスタイルを形成していくことが、まさに「自己肯定感をあげること」にも繋がっていくのではないかと思っています。
私は、小学1年と年長の男児2人の母なのですが、いろいろな方との子育ての会話の中でよく出てくるのが、ゲームについての話。
わたし自身、小さいときからテレビやゲームにあまり興味がなくやってこなかったけれど、子どもたちはゲームが大好き。
ゲームってあまり良くないものという、漠然とした固定概念をまずなくすことも大切だと思っていて……。
ゲームから学ぶことってすごく多いと思っています。
例えば、自分で1から家や庭をつくり出していくゲームもあり、想像力が育まれていきますよね。
内装の家具の配置についてだったり、カラー使いであったり、面白いと感じる自分のポイントも発見できたりもするかもしれない。
「ゲームの中でつくったような家に将来住みたい!」、「将来ゲームソフトを作ってみたい!」という建築家やデザイナー、ゲームクリエイター・プログラマーなどの大きな夢にも繋がっていくことだってあるかもしれないんですよね。
我が家の場合、たまたま大好きなことがゲームであったのですが、好きな遊びもみんなそれぞれ。
その「好き」を親がサポートしながら、子どもの強みや個性を伸ばして可能性を広げていけることができたらいいなと感じます。
やりすぎるということではなく、家族のルールを子どもたちと一緒に作りながら、うまいバランスの中で子どもの好きに耳を傾けながら、どんなことでもまずはやってみる! ということも大切だと思っています。
子どもには生活をすること自体に、楽しさを感じてほしい
我が家では、学校や習い事の宿題が終わったら、好きな遊びをしてもいいよというスタイル。朝早く起きて、学校に行く前に習い事の宿題を終わらせていく時もあります。
そうすることで、帰宅後は学校の宿題だけになるので、少しでも早く遊びを始めることができるんです(わたしの子どもの頃にはその考えはなかったな)。
親に言われてやるということよりも、自分で考えて行動することが少しずつ増えてきているような感じがします。
収納でもわたしが悩んでいると、子どもから「こうやって分けたら?」「それかこんな感じもいいかも」とアドバイスをくれることもあって、わたし自身新しい発見をすることもあるんです。
子どもの発想って面白い! 「すごいね! 天才じゃん」と思わず言ってしまうこともあるほどです(笑)。
そういった1つ1つの行動が子どもの自信となり、大人になって自分で選択していき、やがて幸せを掴んでいくことにも繋がっていってほしいなと思っています。
また、親だから何でも知っている、権力があるという認識ではなく、家族個々がそれぞれ個性を持った1人の違った人間という認識であるということは、いつも忘れずにいます。
そう思うことで子育ては辛いという気持ちが減って、家族同士で足りないところを補いながら、チームとして生活していくことがベストなのかもしれないと思うようになってきています。
毎日の生活の中で楽しさを感じてほしい
そのチームの中で、「夜更かししてもいい日」、「今日はみんなでお菓子をいっぱい食べていい日」という日もつくっています。そんな日はアレもコレも食べちゃう? と大盛り上がり(笑)。
何気ない日常生活の中で、ちょっと刺激のあるワクワクする時間があってもいいですよね。
毎日一緒じゃつまらない。
毎日規則正しく生活するのは理想ではあるけれど、必ずしもその理想に当てはまらなくてもいい。
生活をすること自体に、楽しさを感じてくれたらいいなと思っています。
「自己肯定感」というとなんだか難しそうだなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と身近で普段から子どもの自己肯定感をあげていらっしゃるママも多いと思います。
私自身、このテーマについてすごく興味があるので、皆さんの「子どもに対する自己肯定感アップ法」をまたどこかでぜひ教えていただけたら嬉しく思います。