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2020.11.05

FAMILY/家族・子供

SDGs

天下が取れる。味噌汁の作り方 #自己肯定感って、なに?

私への感謝や尊敬を感じられる、家族の言葉

これが噂の!? 天下が取れる味噌汁です。

 

「やっべぇ。これ、天下取れるぞ!」

我が家の大将(夫)は、大好物の“鶏皮の味噌汁”を作ると、必ずこう叫びます(気になる方はぜひ、私のInstagramで#大将伝説 と検索してお楽しみください(笑))。

「これは、売れるな」

「行列ができるぞ」

「完璧だな」

ご飯の度に、大袈裟ではなく、こんな言葉をかけられます。

主婦の仕事って本当にエンドレスで、気づくと初めて座ったのが23時で、気づいたら気絶しているなんて毎日のこと。

ご飯を作っては洗って、洗濯して、畳んで、学校の書類書いて、送って、掃除機かけて、床拭いてなどなど、書き出したらきりがないし、一度「もういいやーーーー」って投げ出したら、もう立ち上がれない気がして、なんとか毎日踏ん張っている。

皆、そんな感じなんじゃないかな……と思います。仕事の帰りが遅くなったり、立て込んでいる時はこの気持ちのせめぎ合いがそれはそれはもう限界値を行ったり、きたり。

そんな日々の中、私がこうしてなんとか頑張れているのは、この毎日、褒めちぎられているから、な気がしています。

そのママ大肯定大会は当然、子どもたちにも浸透していて、家の中ではかなり甘やかされながら、私は日々を送っていると思います。

コロナ禍で中学の学食がしまっていて、中1のお兄ちゃんは毎日お弁当を持っていくので、5:30起きで本当に逃げ出したいくらい辛いというのが正直なところだけど、毎日必ず「今日もおいしかったよー!」と空のお弁当箱を渡してくれると、もうっ! また頑張っちゃうぞ! とその一言で全てがリセットされて、母ちゃんはまた立ち上がれている気がしてます。

(私が機嫌悪かったり、ピリピリしている時の3人の緊張感たら……。申し訳ないなといつも反省しています。この場を借りてごめんなさい!!)

 

母親だって人間。

褒められて、肯定されると、それが勇気になって、パワーになって、自信になって、また頑張ろう、喜ばせたい、もっとこうしたい、となる。

つまり、明日への活力に繋がる気がしています。まさに、サステナブルなポジティブマインドがぐるぐると家庭内に回る。

大将はレコード会社勤務なので、コロナで色々と世の中が変わるまでは、本当に土日も平日もいつもお家にいなくて、まさにワンオペでここまで子ども達を育ててきました。

(この究極のワンオペの日々が編集長の美里ちゃんと私の共通点であり、お互い共感する強い絆につながっている気がしています。2人の会話はいつも「分かるーーーー!!」)

そんなワンオペの中、私が頑張れたのは悲壮感ばかりを感じるのではなくて、こうして日々、褒めちぎられて肯定されている言葉の中に、私への感謝とか尊敬を感じられているからだと思っています。

すぐにつまづく私は、毎日のように、仕事はもう今日で辞めたいと、43歳になった今でも思って、落ち込みます。そうすると、

「世界が待ってるから行って来い!」

「マジ、ピカピカだからさっ。」

と特に根拠はないけど、なんだか頑張れそうな、私ってすごいんじゃないか? という妄想にかられるこの言葉を背負いながら、家のドアを飛び出す勇気をもらえたりして、なんとか頑張れて1日1日を過ごしています。

肯定感を上げるには、肯定してあげること

話を私の幼少期まで巻き戻すと、私は、親に一切怒られずに育ちました。きっかけはとてもシンプルで、2歳の時に私が親に注意をされたら泡を吹いて失神したらしく、それ以来、私の記憶の中で、両親に怒られたり、何かを否定されたり、責められたりした記憶はありません。

特に方針ではなく、偶然の産物の「怒らない育児」でしたが、怒られないし、反対されないので、特に何か親に反発をしたり、反抗したりすることもなく、常にお互い1人の人間として、感謝と尊敬を持って、とてもいい距離感でここまできたと思っています。

今思うと、私がやることに関して、常に、「いいね」、「頑張って」、「ありがたいね」、「幸せだね」、「すごいね」といつも肯定してくれていたように思います。

そうやって育てられたので、今、自分が親になってみて、気付けばあまり怒らない育児を自然としているような気がします。もちろん、約束を守らない、嘘をつくなど、怒る時もありますが、日常的に怒ることはあまりなく、何かあればお互いの気持ちや意見をじっくり話し合う、促す、問いかけるという感じで、日々の育児と向き合っています。

自己肯定感のある子どもに育てる、仕事場での自己肯定感を上げる、母親の自己肯定感を上げる。

永遠のテーマであり、難しいテーマとして挙げられがちですが、私はとてもシンプルなことだと思っていて、「肯定感を生むってなんだ?」と聞かれたら、「肯定してあげること!」と私は迷いなく、答えます。

仕事でも家庭でも、子育てでも、子どもの日々でも、みんなベースは本当に頑張っていると思うんです。

否定する前に、怒る前に、褒めるところはないか? 感動したところはないか? とポジティブポイントを見つけてみて、まずはそこを褒めてあげる。感謝してみる。そこから問題に向き合ってみる。

自分の考え方や相手への声かけで、肯定すること。感謝と尊敬の気持ちを相手に伝えることから始めると、ネガティブな話でも、ポジティブな入り口から入り、紆余曲折あってもポジティブな出口へと向かうことができるのではないかと思っています。

日々ボロボロになりながらも、私が味噌汁で天下が取れるかもしれないと頑張れるのは、この肯定のシャワーを浴びているからだと確信しています。

今日から、みんなで肯定のシャワーの輪を広げて、ポジティブ連鎖を生めたら! そう心から思います。

みんなで“天下の取れる味噌汁”を一緒に作りましょう!

母の日に3人が企画してくれた「母の日プロジェクト」。

ありがとうを伝えられると、ありがとうをもっともっと返したくなる。

世永 亜実

MOTHERS編集部 特別顧問。

(株)サマンサタバサジャパンリミテッド 非常勤取締役。
オイシックス・ラ・大地(株)Special Planner。

MOTHERS編集部 特別顧問。

(株)サマンサタバサジャパンリミテッド 非常勤取締役。
オイシックス・ラ・大地(株)Special Planner。

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